平凡社発行『太陽レクチャー・ブック002 フォトグラファーの仕事』です。
単行本(ハードカバー)です。
[目次]
佐内正史の作品
長島有里枝の作品
蜷川実花の作品
野口里佳の作品
藤代冥砂の作品
はじめに
佐内正史
写真を撮るということは
「行為は課程ではなくて、もっとシンプルなものだと思う」
長島有里枝
写真家という仕事につく人は
「何をやっても、写真に結びついてしまう」
蜷川実花
写真集や写真展に大事なことは
「見てくれる人の立場に立つこと」
野口里佳
展覧会を訪れた人には
「その場所にしかない『空気』を体験して欲しい」
藤代冥砂
写真術について
「あまり狙ったりせずに、現場の状況にゆだねて撮る」
補習講義「写真集ガイド50」
先行者/モードの迷宮/風景と光景/身体の覚醒/
アートの境界/都市と建築/旅と記憶/人と音楽/
コンセプチュアル/巨匠の現在
5名のフォトグラファー、佐内正史さん、長島有里枝さん、蜷川実花さん、野口里佳さん、藤代冥砂さんを取り上げた本です。
第一線で活躍するこの5名を迎え、2001年に開催された池袋コミュニティ・カレッジでの連続講義『講座太陽 写真家の技法』の内容に、新たにインタビューなどを加えて再構成されたレクチャーブックで、編者は畑中章宏さんです。
こちらの5名の写真家さんには、1960年代後半から1970年初め頃に生まれ、写真界の表舞台に登場したのはおよそ90年代半ば、という共通項があるそうで、それぞれに作風や被写体は異なりながらも時代の気分を共有しているようにみえる写真家たちが、何を見て、何を考え、何を目指しているのかを伝えることで、フォトグラファーという仕事について読者に知ってもらいたいという思いから生まれた本だそうです。
5名それぞれの作品、プロフィールや好きな音楽や映画などについてのQ&A、インタビューで構成されており、巻末には、補習講義「写真集ガイド50」と題し、現在の写真界を語る上で注目される50名の写真家が紹介されたページもあります。
【発行】平凡社
【発行年】2004年
[この商品は、2004年7月 初版第1刷発行のものです]
【サイズ】A5判
【ページ数】131p
【高さ】22cm
【NDC分類】740.21
◆◇◆状 態◆◇◆
ビニルカバーの表面(特に上部)にヤケがあります。
本体の見開き部分にもヤケがみられます。
天や小口にもシミが少しあります。
(画像 15、16、17、18、19枚目をご参照ください)
古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。