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『草木で染める』 著:林 泣童
¥800
林泣童さんの著書『草木で染める(軽装版)』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] はじめに PART1 草木の色を見つめてみよう 庭のかたすみ ・庭のかたすみのいのち ・草木の持つ色の不思議さ ・染料となる草木をさがす 植物とその色あい 草木の部分と媒染の色目 草木採集のタイミングとポイント ・採集してからすぐに使うもの ・干してから使うもの PART2 草木染めの基本 道具 ・道具の準備 ・取りそろえておく道具と容器 染料 ・染料を選ぶ ・採集した染料の調製 ・染料の量の決め方 ・染料の煮出し方 ・染料は必ずこしてから使う 媒染剤 ・媒染剤のはたらき ・市販の媒染剤 ・手づくりの媒染剤 鉄奬(かね) 灰汁(あく) 助剤 ・媒染剤の濃度と量 ・残った媒染剤の処理 下準備 ・染め場スペースを清める ・毛糸の処理 ・絹地の処理 ・木綿の処理 基本の染め1 藍染めの浴衣 ・浴衣のデザインと絞りをつくる ・藍建て 基本の染め2 紅花染めの掛け軸 ・紅花染めの液をつくる・染める ・紅花の黄水で下染めをする 基本の染め3 毛糸染めの男性ベスト 基本の染め4 板締め絞りのテーブルセンター PART3 草木染め作品(カラーグラビア) 柿渋手描き 麻スクリーン 黒米糠、紅花染め 掛け軸 桜染め ストールとスカーフ きなり木綿に柿渋手描き、ケヤキ染め コースター 藍染め 浴衣 カシワ染め 白レース 昆虫染め 二幅暖簾 クリのいが染め 風炉先 チューリップ染め ハンカチほか 型締めハンカチ、ししゅうハンカチ 丹後ちりめんのベストほか 紅花染めのスカーフ、リースほか マユ細工 ひな人形 PART4 染めてみよう つくってみよう 作品1 麻スクリーン 柿渋と紅柄で手描きする 作品2 レース卓布 カシワで白レースを染める 作品3 風炉先 クリのいが染め 作品4 掛け軸 黒米の糠で染める 作品5 桜染めストール・スカーフ 赤くなった桜葉の染め物 作品6 二幅暖簾 昆虫染めの暖簾をつくる 板締め絞りと木型の作り方 作品7,8,9 ベスト3点 作品10 チューリップ染めのハンカチ チューリップの花びらで染める 作品11 型締めハンカチ 木型染めに色をさす 作品12、13 マユ細工 マユのひな人形、マユ細工金魚 作品14、15 ぬいぐるみ、袋物2種 作品16 マユ細工のリース 作品17 見本ぎれで飾り布をつくる 台所の野菜たち 花屋さんの花たち 意外に素敵 用語解説 Column-1 虫よけと草の汁 Column-2 呉藍と韓藍 Column-3 お母さんたちの知恵 Column-4 暖簾を楽しむ 農山漁村文化協会発行・自然の美で暮らしを彩るネイチャーズクラフトシリーズの1冊で、著者は岐阜県高山市博物館施設飛騨民俗村で染織研究や講師などをつとめられた林泣童さんです。 素材や媒染剤の基礎知識、必要な道具、素材と媒染剤の組み合わせで変わる色彩の色見表、色あいを左右する草木採集のタイミングと調整法のポイント、作品づくりを通してマスターする基本な染め方や全17作品の染め方手順などが掲載されており、むずかしい技法は使わず身近な素材や入手しやすい媒染剤で染色を楽しむ方法がまとめられています。 あらためて、自然が内包する力やその不思議さ、それらを発見したり引き出したりする人の知恵とはすごいものだなと思います。 草木染めといっても草木だけが自然の染料ではなく、動物も鉱物も染料の仲間に含まれるのだそうです。昆虫やそのフンで染料ができたり、樹液が塗料となったり、石や酸化鉄を砕いて顔料を作ったり、それは化学の世界でもあり、また、食卓を彩る身近な存在の梅干しなども草木の特性を生かしたものなのだそうで、化学から台所まで幅広い「染め」の世界、とてもとても奥行きが深そうです。 【発行】農山漁村文化協会 【発行年】2004年 [この商品は、2004年3月 軽装版第1刷発行のものです] 【サイズ】B5判(ソフトカバー) 【ページ数】100p 【高さ】26cm 【NDC分類】753.8 ◆◇◆状 態◆◇◆ 小口に1ヶ所シミがあります。 (画像 16枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『うつわ日和』 著:祥見 知生
¥650
祥見知生さんの著書『うつわ日和』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] はじめに 器、こころが宿るもの 第一章 日々の器 ・めし椀 ・鉢 ・皿 ・片口 ・どんぶり ・お茶の器 ・小さな器 第二章 うつわびと ・生きるという器 小野哲平 ・静かな優しさを包む器 長谷川奈津 ・内なる声とともに 井山三希子 ・土との対話にみえるもの 村木雄児 ・やきものの本質を追い求めて 青木亮 ・光の射す方へ 村上躍 ・いま陶工として器をつくる 石田誠 ・ヤオイタワールドに吹く風 矢尾板克則 ・素のままの器をつくる 田宮亜紀 ・自らの手を道具として 鶴見宗次 ・あたたかな白い器 谷口晃啓 第三章 器と暮らす ・うちに器がやってきた ・最初にどんな器を揃えるか ・器の手入れは難しくない ・器を育てるということ ・展覧会へ行きましょう ・かろやかに器を使う ・器が壊れてしまっても ・こどものうつわを考える ・まいにちプレート あとがき 協力の店 鎌倉にあるギャラリー「うつわ祥見」主宰で著者の祥見知生さんはもともとライターさんで、いつか大好きな器のことを伝えるお仕事を始めたいと思っておられたのだそうです。 文と写真ともに祥見さんによるもので、めし椀、鉢、お皿などを紹介する「日々のうつわ」、11名の作り手さんをたずねる「うつわびと」、日々のなかで器を思う「うつわと暮らす」の三章で構成されています。 紹介されている器や作家さんのお仕事、どれも素敵ですが、同時に著者さんの器に対する思いも伝わってくる1冊です。 【発行】ラトルズ 【発行年】2005年 [この商品は、2006年10月 第3刷発行のものです] 【サイズ】B5判 【ページ数】111p 【高さ】26cm 【NDC分類】751 ◆◇◆状 態◆◇◆ 裏表紙に少しキズがあります。 (画像 8枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『産地別 すぐわかる染め・織りの見わけ方』 監修:丸山 伸彦
¥800
SOLD OUT
日本各地の染物・織物が紹介された本です。 監修は、国立歴史民俗博物館情報資料研究部助教授、金沢美術工芸大学芸術学専攻助教授などを務められた丸山伸彦さんです。 アットゥシ織(北海道) 津軽こぎん刺し(青森) 南部絞(岩手) 精好仙台平(宮城) 秋田八丈(秋田) 紅花染(山形) ホームスパン(岩手) 伊勢崎絣(群馬県) 結城紬(茨城・栃木) 東京染小紋(東京) 小千谷縮(新潟県) 信州紬(長野) 西陣織(京都) 伊予絣(愛媛) 久留米絣(福岡) 大島紬(鹿児島) 琉球紅型(沖縄県)ほか 全国各地50種類以上の織物・染物が収載されており、それぞれの特徴の説明だけでなく、買いたい・見たい人のために便利な現地情報や、着る際にも役立つ説明なども載っています。 その他、織り・染めのしくみ、友禅染や型染の工程、絣文様の作り方、染め・織りに出会える博物館・美術館の紹介、用語解説などのページもあります。 ほとんどがカラーページで構成されていることに加え、説明の中に出てくる用語や難読漢字にはふりがなも振られており、とても見やすい印象です。 眺めて楽しむことはもちろん、知識や学び、調べものにも適した1冊だと思います。 【発行】東京美術 【発行年】2002年 [この商品は、2004年11月 第5刷発行のものです] 【サイズ】A5判 【ページ数】135p 【高さ】21cm 【NDC分類】753 ◆◇◆状 態◆◇◆ カバー表紙上部に少し破れがあります。 (画像 9枚目をご参照ください) それ以外は概ね良い状態です。 古本ですので多少の劣化等はご容赦お願いいたします。
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『国別 すぐわかる世界の染め・織りの見かた』 監修:道明 三保子
¥800
SOLD OUT
世界のいろいろな国や地域に伝わる染物・織物が紹介された本です。 監修は、文化女子大学教授や文化学園服飾博物館学芸室長を務められた道明三保子さんです。 世界を8つの地域に分け、国ごとに代表的な染物・織物、民族衣装などが紹介されています。 それぞれに美しい写真とわかりやすい説明が添えられています。 東アジア:中国・韓国・台湾 東南アジア:インドネシア・カンボジア・フィリピン・ミャンマー・タイほか 南アジア:インド・パキスタン・バングラディシュ・ブータン 中央・西アジア:ウズベキスタン・トルクメニスタン・チベット・イランほか アフリカ:コンゴ・マリ・ナイジェリア・コートジボアール・ガーナほか アメリカ:グアテマラ・メキシコ・ペルー・ボリビア 南太平洋:フィジー・トンガ・サモア ヨーロッパ:フランス・イタリア・イギリス・フィンランド その他、織物の基本である糸や機、絣の工程について、染め・織りに出会える博物館・美術館の紹介、用語解説などのページもあります。 ほとんどがカラーページで構成されていることに加え、説明の中に出てくる用語や難読漢字にはふりがなも振られており、とても見やすい印象です。 眺めて楽しむことはもちろん、知識や学び、調べものにも適した1冊だと思います。 【発行】東京美術 【発行年】2004年 [この商品は、2004年8月 第1刷発行のものです] 【サイズ】A5判 【ページ数】135p 【高さ】21cm 【NDC分類】753 ◆◇◆状 態◆◇◆ カバー表紙上部に少し折れがあります。 ( 画像 9枚目をご参照ください) それ以外は概ね良い状態です。 古本ですので多少の劣化等はご容赦お願いいたします。
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『サルビア手づくり通信 セキユリヲ、職人さんに会う、聞く、習う』 著:セキ ユリヲ(文・白井 明大)
¥680
SOLD OUT
デザイナー兼「サルビア」主宰・セキユリヲさんのご本です。 (「サルビア」は、衣食住などの暮らしのなかに「こんなのがあったらいいな」をかたちにしていく活動体だそうです。) 文を担当されているのは、詩人・コピーライターの白井明大さんです。 「職人さんに会いにいこう」編では、草木染め、うつわ、製本、ごはん、布ナプキン、くつしたづくりの職人さんのもとを訪ね、お話を伺います。びわの葉染め陶器のスプーン、ハンカチや和綴じのノートなどの作り方も載っています。 「手づくりしてみよう」編では、作家さんに習う、刺し子バッグ、そばがらクッション、裂き布ぞうり、アイヌ刺繍、アロマクリームの作り方が掲載されています。 【発行】アスペクト 【発行年】2008年 [この商品は、2008年7月 第一版第一刷のものです] 【サイズ】A5判 【ページ数】135p 【高さ】21cm 【NDC分類】750 ◆◇◆状態◆◇◆ ほぼ新品同様の美品です。 古本ですので少々のキズ等はご容赦お願いいたします。