せきしろさんと又吉直樹さんの共著『まさかジープで来るとは』です。 単行本（ソフトカバー）です。 『カキフライが無いなら来なかった』につづく、文筆家・せきしろさんと芸人・又吉直樹さんによる自由律俳句集第２弾です。第１弾同様、自由律俳句607句、句にまつわる散文15篇＋おふたり撮影の写真で構成されています。 自由律俳句とは、五七五といった定型や季題、切れ字などにとらわれずに詠む俳句のことだそうです。 俳句に、こんなにも自由な世界があったとは。 うまくいえませんが、自由律ゆえのラフさと同時に、自由律ゆえに増した鋭さや辛辣さみたいなものも感じます。日常でこちらがあえて流したり見過ごそうとしてるものをいちいちつかまえて笑顔で差し出されているような、またはそんな誰かの姿を垣間見てしまったような。 俳句もかなり奥の深い世界だと思いますが、自由律俳句のそれも相当に深そうです。 【発行】幻冬舎 【発行年】2010年 ［この商品は、2011年6月20日 第5刷発行のものです］ 【サイズ】B6判 【ページ数】343p 【高さ】19cm 【分類】911.368 ◆◇◆状　態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。

せきしろさんと又吉直樹さんの共著『カキフライが無いなら来なかった』です。 単行本（ソフトカバー）です。 文筆家・せきしろさんと芸人・又吉直樹さんによる自由律俳句集です。 自由律俳句とは、五七五といった定型や季題、切れ字などにとらわれず詠む俳句のことだそうで、妄想文学の鬼才・せきしろさんと、お笑い界の鬼才・又吉直樹さんが詠んだ自由律俳句469句と句にまつわる散文27篇、さらにおふたり撮影の写真もおさめられています。 何にでも「型破り」というものがあるのですね。 俳句の世界にもそれがありました。 型破りという言葉の響きにはなんとなく豪快なイメージがありますが、自由律俳句に関しては逆に翳りや細々しさを感じつつ、それでいてかなり鋭利な気配も感じます。句の印象がさらに深まる散文や、時々差し挟まれるモノクロ写真も独特の味を醸しています。 現在では作家として広くその才能が知られている又吉さんですが、せきしろさんとの共著となったこちらが初の著書なのだそうで、初期の又吉文学に触れてみたいというかたにもおすすめの１冊です。 【発行】幻冬舎 【発行年】2009年 ［この商品は、2011年5月10日 第7刷発行のものです］ 【サイズ】B6判 【ページ数】287p 【高さ】19cm 【分類】911.368 ◆◇◆状　態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。