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『ひまができ今日も楽しい生きがいを 77歳 芸歴5年 後期高齢者 芸名おばあちゃん』 著:おばあちゃん
¥650
お笑い芸人・おばあちゃんさんのエッセイ『ひまができ今日も楽しい生きがいを 77歳 芸歴5年 後期高齢者 芸名おばあちゃん』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] はじめに 第一章 おばあちゃん71歳 芸人養成所へ行く 若者と 学び喜ぶ たからもの そんなつもりはなかったのに71歳で吉本興業の芸人養成所へ 認知症でも詐欺被害でも孫の付き添いでもありません 退学になったら悔しいと思って自分から「できない」は言わなかった 2泊3日の合宿にも志願して参加。やればできるもんだと自信がついた 50代の男性とコンビを組んだことも。ネタ合わせはいつもヒヤヒヤしでした 同期が本当によくしてくれて。最後まで楽しく通えました 現役生ライブでは自分の結果より若い同期たちの活躍がうれしかった 吉本興業に所属したはいいものの自分が芸人だと知ったのは3年後でした 第二章 おばあちゃん72歳 芸人デビュー 年だから 失敗しても 許される 恩師の山田ナビスコさんがいなければ芸人・おばあちゃんは存在しません 「おばあちゃんはウケなくてもいいんだよ」そんなアドバイスをもらうのは私だけ? 自分の年齢や体験を生かして私にしか言えない言葉を探していこう いざ舞台に立つとネタを忘れてしまう。さぁ、困った! 初めていただいたギャラは仏壇の前に飾ってあります オーディションとはつゆ知らず。若い子とバチバチ?何を? 若い子たちのサプライズにうれし涙が止まりませんでした 喜んでくれる人がいる限り今日も劇場でおせんべいを配ります シンデレラガールならぬ、シンデレラおばあちゃんです 「医者とおばあちゃん」コンビでM-1グランプリの3回戦へ コラム:おばあちゃんのお仕事スタイル コラム:お仕事に行く時に気をつけていること 第三章 おばあちゃん0~77歳 これまでの人生 人生は 笑って泣いて 繰り返す 子供の頃のあだ名は「お母さん」。当時からおせっかいでした 「女の子は贅沢をしたらいかん」。父の教えのおかげで苦労を苦労と思わない 好きなことをするためにはお金が大事。自分へのケチを面白がってきました 結婚して50年以上経ちますが主人とは喧嘩をしたことがありません NSCや劇場に通いながら兄の介護を続けました がんになり離婚も考えたけれど・・・・・・ただじゃ起きないのが私です 膝の手術後も杖をついて毎日出歩き、大学時代の友達が世界を広げてくれた 第四章 おばあちゃん77歳 今とこれから 人知れぬ 自分を見つめ ゆっくりと 「手に職」のつもりで習った編み物や着付け、こんなところで役に立った 「お金」より「できること」が幸せ。私ができることで誰かの役に立ちたい お声がかかるのは"おばあちゃん"だから「年だからできること」に目を向けて 失敗しても年寄りだからしょうがない。そう思えばストレスもなくなります 若い人たちと接するときに大事にしていること 「あなたといると皺が増えてしょうがない」。今ではお笑いが生きがいに おばあちゃんへのメッセージ おわりに 吉本興業所属のピン芸人・おばあちゃんさん。 高齢者の日常やあるあるを詠んだ「シルバー川柳」で人気を博し、現在では神保町よしもと漫才劇場の所属芸人としても大活躍されています。 その芸名から連想されるとおり、1947年生まれ、現在77歳のおばあちゃんさんですが、ひょんなことから吉本興業の養成所・NSCに通うことになったのはなんと71歳の時、つまり現在まだ芸歴5~6年目の、お笑い界でいうと"若手"芸人さんです。 そんな異色の経歴を持つおばあちゃんさんが、70代にして芸人への道を歩み始めるきっかけになった出来事や、孫世代の若者たちに囲まれて過ごしたNSC時代のこと、天才や猛者だらけのお笑い界の中どうやって芸を磨きネタづくりをしているのか、そもそも芸人さんを目指すまでどんな人生を送ってきたのかなどについて、芸風にも似たほがらかな文体でつづられています。 ライブや営業の様子を写したカラーページや、仲良しの芸人さん・構成作家さんからのメッセージページもあります。 笑いと存在で晴れやかに固定観念をぶち壊すおばあちゃんさん。 お笑い好きの方も、お笑いはそんなに興味ないけどおばあちゃんはなんか気になると思った方も、ぜひ。 【発行】ヨシモトブックス 【発行年】2024年 [この商品は、2024年3月28日 初版発行のものです] 【サイズ】46判 【ページ数】208p 【高さ】19cm 【NDC分類】779.14 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『マイ・ウェイ 東京ダイナマイト ハチミツ二郎自伝』 著:ハチミツ二郎
¥950
お笑い芸人・ハチミツ二郎さんの自伝『マイ・ウェイ 東京ダイナマイト ハチミツ二郎自伝』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 解説 幕が上がる前に 田崎健太 1章 心不全 死の淵からの10日間 ・解説 二つの「骨格」 2章 東京ダイナマイトの日々 東京ダイナマイトの誕生 インディーズ芸人の大勝負 日比谷野音ワンマン ・解説 ヤングライオン時代 M-1グランプリ2004 初めての決勝進出 キセルで捕まったM-1ファイナリスト 相方・松田大輔 愛すべき仲間たち 二郎会 立川談志師匠の言葉 太田光の言葉 ビートたけしの言葉 オフィス北野を辞めた日 「たけしイズムが吉本に流れるのだけは避けてくれ」 取り戻せなかった血判状 オスカープロモーション所属へ、そして脱退 ついに吉本興業へ 5年ぶりのM-1グランプリ決勝進出 長州力の言葉 M-1グランプリ2010 M-1が終わった年 THE MANZAIの復活 勝ち進んだTHE MANZAI 時は来た! THE MANZAI2013決勝当日 先輩●●●●からの言葉 ・解説 全身芸人の系譜 M-1グランプリ2015 帰ってきた大会 M-1グランプリ2015 雪辱の敗者復活戦 松本人志の言葉 オレたちのM-1ラストイヤー オレたちだけの漫才ドリーム 大仁田厚の言葉 ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチの大勝負 全身芸人の日々 なんばグランド花月単独ライブ ・解説 「まぁーるい」世界で生きる 3章 COVID-19 ・解説 Show must go on 4章 貰えなかった腎臓と失ったもの 終章 おれの道を往く あとがきに代えて お笑い芸人・東京ダイナマイト ハチミツ二郎さんの自伝です。 二郎さん自身がつづられた文章と、ノンフィクション作家・田崎健太さんによる解説が適所に加えられた構成となっています。 解説の田崎さんによると、世に出ている著名人の書籍の多くはいわゆるゴーストライターが書いたものなのだそうですが、二郎さんから「どんなふうに直したらいいでしょうか」と送られてきた原稿を読んだ田崎さんは、その文章から彼らの漫才同様の独特の"間"(=魔)があることを感じ、手練れのライターが手を加えるほど大事なそれが消えてしまうと判断し、「細部を整える程度でそのまま出したほういい」と返事をし、原稿のままではわかりにくく読者が混乱するかもしれないと思った部分のみ注釈的な解説を挟み込む構成となったのだそうです。 あの日オレは死ぬハズだった。という衝撃的な一文から自伝は幕を開けます。 体調不良をおして出た劇場の出番終わりに倒れて死の淵を彷徨い生還するまでの10日間のこと、東京ダイナマイト誕生までの経緯、現相方・松田大輔さんのこと、M-1グランプリやTHE MANNZAIなど賞レースに懸ける日々、事務所移籍にまつわるいざこざ、尊敬に値したりしなかったりする先輩芸人たちとの思い出、大切な家族や芸人仲間たちとの絆、そしてハチミツ二郎さんの人生を構築するもう一つ大きな軸・プロレスの話など、笑いの道に邁進してきた日々が、二郎さんの言葉そのままゆえの生々しさを伴ってびっしりとつづられています。 東京ダイナマイトは2024年3月24日をもって惜しまれながら漫才師としての活動を休止されました。一介のお笑い好きとしてその報を聞いた時はとても残念に思いましたが、しかし不思議と納得できたのはおそらくこちらの自伝を読んでいたことも大きかったと思います。二郎さんたちがそう判断したのならきっとそれが今、これから進んでいく彼らの芸人道なのだろうなと。漫才師として舞台に立つことはなくなっても、「全身芸人」である彼らのスピリットは変わらずそこに宿り続けるのだろうなと思います。 【発行】双葉社 【発行年】2022年 [この商品は、2022年7月11日 第1刷発行のものです] 【サイズ】46判 【ページ数】371p 【高さ】19cm 【NDC分類】779.14 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『僕の心臓は右にある』 著:チャンス大城
¥650
お笑い芸人・チャンス大城さんの半生記『僕の心臓は右にある』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] プロローグ 尼崎編 ソーセージ兄弟 純白のドレスとカリカリ梅 ザクは語る ウメヤマ家、崩壊 おとんとブラジャー おとん、風呂場で泣く 寝室にのら犬を放つ 雪の中から指三本 小さなおかん おかん倒れる チタルとチャーリー神父 チタルのタップダンス 二メートルの大男 サウザー お金持ちのいじめ マンホールからのプレゼント 地下では負けへん 面白く盗んでや 一流の不良、三流の不良 ダウンタウンさんに会う 万引きギネス ヤンキー車と霊柩車 千原兄弟さんに出会う 三人しか落ちない ヨダレで受かる 不良大集合 コダマさんの作文 コダマさんの名言 私にも光を! カラフルな同級生 音楽室の霊魂 コダマさんの合コン ワダ 埋められる ウメヤマ家と大震災 仮設のインド人 くわばたりえちゃん 西成 飛田新地の映画館 この人に話しかけないでください ヤクザの恋 ワダ、走る ミステリアス 東京編 美しい人のこと バームクーヘンズ ケンちゃん 結婚 あの日の自動販売機 甘い人間 へヴさん 地下芸人 ラーメン二郎 酒の失敗 オッヒョッヒョ すべらない話 大失態 さんま師匠に会う 路上魂 あとがき 千原兄弟など同期の芸人仲間から「天才」と言われながらも30年間という長きにわたり地下にもぐっていた芸人・チャンス大城さんですが、今では名だたるお笑い番組で次々と大きなインパクトを残し、最近ではお笑いのお仕事にとどまらずドラマや映画にも多く出演する大輪遅咲き芸人さんとなられました。 こちらの本は、そのチャンス大城さんが自身のこれまでをつづった初の著書・半生記です。 タイトルは比喩ではなく、実際に大城さんが内臓の配置が反対になる症状「内臓逆位」であることに由来しています。(店主のごく簡単調べによりますと)乳児22000人に1人の割合で発生するそうです。その生まれ持った肉体の数奇な運命とリンクするように、大城さんの人生もまたにわかには信じ難いレベルのエピソードが満載です・・・。 ヤンキー過多の世界でいじめられっ子だった学生時代やこのままではいけないとお笑い芸人を目指す奮闘の日々がつづられた「尼崎編」と、心機一転上京するも新天地でもさまざまなくすぶりを繰り返す日々がつづられた「東京編」の二部構成になっています。 トーク番組などで大城さんの激強エピソードトークを聞いて驚き爆笑した方も多いと思いますが、こちらの本にはそんなお話がいくつもぎゅうぎゅうに詰め込まれています。全編軽やかな文体でつづられているので笑わずに読み進められるはずがないのですが、理不尽だったり悲惨だったり、時には九死に一生スペシャルのような場面さえあり、これ笑っていいのかなと思うお話もあります。でもやっぱり笑ってしまいます。切なくなりながら、どうしても笑ってしまいます。ごめんなさい。大城さんが売れっ子になる世界線で生きられてこちらも本当によかったです。「チャンス大城」という芸名もまさにぴったりだなと思います。 【発行】朝日新聞出版 【発行年】2022年 [この商品は、2023年5月30日 第6刷発行のものです] 【サイズ】46判 【ページ数】304p 【高さ】19cm 【NDC分類】779.14 ◆◇◆状 態◆◇◆ 帯に数ヶ所折れがあります。 (画像 12、13枚目をご参照ください) 本体には特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『激ヤバ』 著:伊藤幸司
¥800
お笑い芸人・ランジャタイ 伊藤幸司さんの自伝的エッセイ『激ヤバ』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 僕はグラップラー刃牙をはく 19回目の夏の君へ 封印されしエクゾディア ガラガラヘビは何度でもやってくる カエルオーケストラ ありがとうめぞん一刻 大迷惑 M-1グランプリ2021 "アナザーストーリー" 真っ白なライブアライブ みんな新宿においでよ 僕の血は鉄の味がする 不思議の国のあかこちゃん 甘くて苦いバレンタイン 黄泉比良坂 激ヤバ 真夏の芝浜 36歳の夏休み また会えたネ 高円寺、怒りの腹パン 黄金を抱いて跳べ 無敵な自転車で坂道をぶっ飛ばす永遠に 第4次スーパーロボット大戦S さよならM-1グランプリ ぼくの名前は伊藤幸司です あとがき お笑い芸人・ランジャタイ 伊藤幸司さんの初著書です。 小さな頃のこと、学生時代のこと、お笑いを好きになるきっかけになった存在のこと、芸人になってからのこと、家族のこと、友だちのこと、芸人仲間のこと、M-1グランプリのこと・・・と芸人さんの自伝的エッセイと聞いておそらく頭に浮かぶであろう要素がふんだんに盛り込まれていますが、面白いものを読んだなぁという満足感にとどまらない、なんだか独特の読後感をもたらしてくれる、伊藤さんの飄然とした雰囲気そのままのような文体に静かに滲む、実は一見ヤバそうに見える相方・国崎さんよりヤバいのは伊藤さんだと噂(?)されるとおりの熱と狂気を感じつつも、あらためて帯を眺め、そこにある「みんな幸せになってね!」の文字を見て、本当にこの本はそんな本だ、と思いました。 切なくて、面白くて、静かにズレていて、でもそれらがなんともいえずやさしくて、必要としている人たちがきっといると感じさせる、その人たちのもとにもれなく届いてほしいなぁと願ってやまない1冊です。 【発行】KADOKAWA 【発行年】2023年 [この商品は、2023年5月12日 初版発行のものです] 【サイズ】46判 【ページ数】240p 【高さ】19cm 【NDC分類】779.14 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『芸人という病』 著:西堀亮
¥650
お笑い芸人・マシンガンズ 西堀亮さんの対談集『芸人という病』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] プロローグ 芸人という病 File.01 土木作業の給料を一日で使いきる男 和賀勇介 日給を使いきる男の「目を逸らす力」 「芸人至上主義」 芸人でいるための条件 生き方を変える可能性 ガスなし、エアコンなし!和賀の生活 人生観を覆す「究極の質問」 File.02 いつ来るか分からないバスを待ち続ける男 松崎克俊 太田プロの「借金王子」 「借金王子」のお金事情 貧乏なのにプチ贅沢のオンパレード 松崎の恋愛事情 いつ来るか分からないバスを「待つ力」 松崎流ストレス解消法 有吉に冷蔵庫を買ってもらう File.03 「無観客無配信単独ライブ」を続ける男 ねろめ 狂気の「無観客無配信単独ライブ」 アルコール依存症を克服 ねろめの特殊能力は「満足する力」 芸人の壁は「月収30万円」 史上初の「自己完結型」芸人 一発屋として世に出たい File.04 妻子ある身で「持続可能な芸人モデル」を体現する男 ブラックスナイパーSOS・内藤正樹 コツコツ「つみたてNISA」 高校生イケメン芸人からどん底へ 「俺以外は全員ありんこ」だと思っている 部長になるより芸人で当たる確率のほうが高い!? 芸人こそ理想の生活? File.05 世間の目を気にして恥を噛みしめながら生きる男 ブラックスナイパーSOS・山野拓也 自称「0.038屋芸人」 ガチで自分たちが売れる確率は3% 43歳で売れていないというコンプレックス “芸人生き地獄”の毎日 ネタの力より金の力 File.06 寄席と自宅を徒歩で往復するだけの男 新宿カウボーイ・石沢勤 「貯金400万円」奇跡の勝ち組芸人 稼げる仕事より芸人のほうがいい 子どもの頃の夢を諦めていないのが芸人 死ぬまで芸人を続けられれば満足 File.07 『THE SECOND』で奇跡の復活を果たした男 マシンガンズ・西堀亮 豊島区のユーモア講座で運命の出会い コンビ解散しようと思っていた 長い潜伏期間を経て・・・ コンビ間格差に焦る 強豪相手に次々「勝っちゃって・・・」 優勝したと勘違い 「待つ」ことができるのが芸人 芸人=「職業」か「生き方」か? エピローグ 芸人団地 結成16年以上の漫才師による賞レース・THE MANNZAIの第1回大会で準優勝し、大会の名のとおり大きなセカンドブレイクを果たしたお笑い芸人・マシンガンズの西堀亮さんの初書籍・対談集です。 西堀さんがスマホ片手に撮影した自身のお散歩風景や、親しい芸人さんの日常に密着した様子などを投稿し、ひそかな人気を集めているYouTubeチャンネル「西堀ウォーカーチャンネル」。 こちらの本は、その中でも特に人気(西堀さん曰く「ドル箱企画」)の芸人密着シリーズに出演した芸人さん6名と西堀さんが、あらためて「売れていないのになんでそんなに楽しそうなのか」「なぜ芸人を続けているのか」をテーマに対談した様子がおさめられています。西堀さんご自身のインタビューもあります。 「西堀ウォーカーチャンネル」を観てその雰囲気に心惹かれた方、書籍版もぜひ。 ねろめさんの章で「無観客無配信単独ライブ」という文字を目にした時、日本語は理解できるはずなんですが一瞬混乱しました。本当に読んで字の如くのことをされています。そうなったらこっちもこっちでじゃあねろめさんのネタを観るには一体どうすればいいんだと考え始めてしまう、ねろめさんのネタが気になってしかたなくなるわけです。いやはやこんな手が、方法が、生き方が許されていたとは・・・と考えてみて、いや、そもそも許す許さないも許される許されないもないのだと思い至り、自分がやりたいことをやりたいようにやってみることをいとも簡単に諦めたりしている場合ではないな、と思った次第です。なんか元気出ました。 【発行】双葉社 【発行年】2023年 [この商品は、2023年9月24日 第1刷発行のものです] 【サイズ】46判 【ページ数】192p 【高さ】19cm 【NDC分類】779.14 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『中1、一人暮らし、意外とバレない』 著:すがちゃん最高No.1
¥600
SOLD OUT
お笑い芸人・ぱーてぃーちゃん すがちゃん最高No.1さんの自伝エッセイ『中1、一人暮らし、意外とバレない』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 序章 中1、12歳、一人暮らし 第一章 "カッコつけ"は家系の呪い 1 オヤジ最低オンリーワン 2 家取り戦争 3 かっちゃんと恐怖温泉 4 ダンディズムの塊 5 変人婆ちゃんとの二人暮らし 第二章 山形の狼は、助けを借りない 6 山形に住む12歳の狼 7 友達の家から、家事を盗む 8 知らない霊媒師 9 カマを持った泥棒VS.俺 10 世にも奇妙な親父と五人の子供たち 11 『高校進学が如く』 12 伝説の携帯電話 13 帰ってきた婆ちゃん 第三章 肩まで地下に浸かった芸人 14 ネタバラシ 15 大人になった山形の狼 16 第七世代に抜かれる地下芸人 第四章 ぱーてぃ前夜 17 ギャルと親父 18 ハイブランドポーズの誕生 19 癌が治る水 20 親父、死す 終章 一人暮らしになる夜の奇跡 21 "あの日"の夏祭り、占師の予言 おわりに ぶっちゃけた話 お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんのツッコミ担当、すがちゃん最高No.1さんの初書籍、自伝エッセイです。 信子さんときょんちぃさんという自由なギャル2人の手綱を握り束ねる(でも近頃はすっかりギャル2人より先にいじられる)すがちゃん、実は幼少期からなかなかの苦労人でした。 ことの発端は、女好きでハチャメチャ過ぎるお父さん。 3歳の時にお母さんを亡くし、お父さんと父方のおじいちゃん、叔母のかっちゃんと5人暮らしをしていた家を、なんと知らぬ間に再婚していた父とその再婚相手に乗っ取られそうになったり、いろいろと追い詰められたかっちゃんに誘われて行った海で心中未遂にあったり・・・。その後もいろいろありながら、さまざまな事情で一人ずつ「抜けピ」していく家族たち。そしてすがちゃんは本のタイトルの通り、中学1年生でついに一人暮らしとなります。 ただいまの声が虚しく響く、返事のない暗い家。 自分は今一人であるということを否応なく突き付けられ、悲しみより先におとずれた混乱、そんな中でも容赦なく向き合わされる現実と生活・・・絶望的な状況に立たされたすがちゃんの口からこぼれ落ちた言葉は・・・ 「なんか、もしかして、今、カッコいいか?」 父親譲りの"カッコつけ"の血の呪いを存分に受けながら、すがちゃん12歳の人生サバイバルが始まります。 お父さんだけでなくあまりにも個性が過ぎる家族との思い出、学生時代のこと、芸人になり、現在のコンビ・ぱーてぃーちゃんを結成するまでの経緯など、そこから、すがちゃんの新たな一面がうかがえるエッセイです。 生い立ちが複雑だとだいたいグレるとか思ってちゃ、ダメなんだぜ。 【発行】ワニブックス 【発行年】2024年 [この商品は、2024年5月20日 初版発行のものです] 【サイズ】46判 【ページ数】256p 【高さ】19cm 【NDC分類】779.14 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『暮しをつむぐ より子式・日々の重ねかた』 著:坂井より子
¥450
坂井より子さんの著書『暮しをつむぐ より子式・日々の重ねかた』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] はじめに 第一章 私の毎日と家しごと ・一日のはじまりは身じたくから ・汚れをためない4パターン掃除 ・一週間のメリハリ ・ランチは定番を作る ・一日の終わりの家事 ・何もないキッチンだとやる気になれる Column 四季の恵みをたのしむ暮らし 季節のお料理カレンダー 第二章 料理をたのしくするために ・料理の段取りの一歩は、買い物から 「使い切る」ために便利なのは、 ひとつの食材で作るレシピ れんこんもち/ごぼうの素揚げ/ 白菜の甘酢漬け/こんにゃくかつお節和え ・食品ロスを出さない、冷蔵庫へのしまい方 ・あるもので作れるようになる発想の練習 酢豚(かたまり肉がないとき/豚肉がないとき) ・二段階に分けて作ればコロッケも面倒じゃない ・みんなで作るとたのしい料理 第三章 マイパターンをもつ ・私の基準 ・普段着のパターン ・お出かけ服の定番 ・小さな頃から手作りが好き ・繰り返し作るもの ヘアバンド/直線裁ちスカート ・テーブルが絵になる木のおぼん ・見た目もかわいい、キッチンの働き者 ・お直ししながら、時を重ねて 第四章 これまでの暮らし ・仕事と私 ・夫婦のこと ・お金をかける、かけないの価値観 ・子育ては、思い通りにならないもの ・自分を喜ばせてあげるのが先 第五章 あたらしい住まい方 ・3世帯での暮らしがはじまる ・ものの置き場所 ・食器棚の整理整頓 ・ドアだけ選びました おわりに 著者の坂井より子さんは、3世帯9人家族で神奈川県葉山町に暮らすベテラン主婦さんです。 子育てが落ち着いた40代後半から15年間ほど自宅で料理教室を開かれ、長年の主婦の経験から培った家庭料理の作り方を伝えるとともに、家事を楽しくするアイデアや日々を豊かに過ごすコツなどをやさしい口調で語る姿が幅広い年齢層に支持され、それらをまとめた著書『受け継ぐ暮らし』も好評を博しました。 こちらの本はそれにつづく二冊目の著書で、日課、料理、住まい、家族のこと、おしゃれや好きなもののことなど、日々を彩るさまざまなものを通して、より子さんが大切にしてきた暮らしについての考え方や思いが伝わる内容となっています。 エッセイに加えて、料理のレシピ、スカートやヘアバンドの作り方、食品ロスを防げる冷蔵庫内の収納方法など、実践的なことも紹介されているので、読み物として楽しみながら、得た知識を生活に取り入れ役立てることもできる1冊だと思います。 【発行】技術評論社 【発行年】2017年 [この商品は、2017年2月10日 初版第2刷発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】148p 【高さ】19cm 【NDC分類】590 ◆◇◆状 態◆◇◆ 帯の裏表紙側に少しシミがあります。 (画像 12枚目をご参照ください) 本体に目立つキズ等はありません。 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『Room talk』 著:岡尾美代子
¥550
SOLD OUT
スタイリスト・岡尾美代子さんのエッセイ集『Room talk』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] バラが咲いた ヨーダのお家計画 Coffee things コーニッシュウエア カレーパン 桃のジャム 傘の話 リネンウォーター 暑中お見舞い申し上げます Ongaku Quiet クルミバター+バナナ クリスマス? リフレッシュメント ウールンな話 ペンギンバンク 中国茶、ジャンクスタイル 葡萄、浜千鳥、バンブー。そして・・・・・・ クランベリージャム ドーナツ クリスマスがやって来る ホットウォーターボトル ウォーターケトル ほうき クスクス ネコはいいなあ くまのバスミトン ヒヤシンス やる気のない時 チャイ ラポジェンヌ・キャンディ "和菓子、春を呼ぶ"の巻 椅子のリメイク ストレスに効くのは? ウッドサラダボウル 桜 雑誌やCMなどさまざまな媒体でスタイリングを手がけるほか、旅や雑貨にまつわるエッセイでも知られるスタイリスト・岡尾美代子さんのエッセイ集です。 日常のふとした場面や旅先での出来事などを綴られたエッセイにあわせて、岡尾さんご自身が撮影されたポラロイド写真などもたくさん添えられています。 本の装丁も掲載されている写真も、ひとつひとつが和やかにおしゃれです。商品パッケージや洋服のタグなど日常あまり気をとめることがないものたちも岡尾さんの目に映ればたちまちあたたかくいとおしい風景に変わるようで、世界をこんなふうに眺められたらしあわせが増えそうだなぁと思います。 飲み物などを淹れて、気が向いた時にのんびりとめくる、少しずつ読み進めるのにぴったりの1冊かと思います。 【発行】筑摩書房 【発行年】2004年 [この商品は、2004年4月20日 初版第1刷発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】153p 【高さ】20cm 【NDC分類】914.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ 帯にシワや折れがみられます。 (画像 14枚目をご参照ください) 本体には特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『NARA LIFE 奈良美智の日々』 著:奈良美智
¥600
画家・奈良美智さんのエッセイ集『NARA LIFE(ナラ・ライフ 奈良美智の日々』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 魔法をかける もうすぐニューヨーク 君が僕を知ってる 遠くの羽音/村瀬恭子 @豊田美術館 ある夜 ずっと夢を見て 安心してた 貧しい国のこと 世喜(セヒ)の詩 マジカデ ミル Streets of London 1983年と2009年の北京 孤独について 最小限で生きてやる! 僕のTシャツ Never Forget! 旅に出よう~♪ 自由な風に吹かれて 月 失敗は成功の元なり 版画の話 大谷くん 風景を変えるんだ 中林せんせいのトポロジー 村上隆さんについて April Fool's Day 忌野清志郎先生御誕生日 櫃田せんせい ぼくの好きなせんせい 己のために インスピレーション ドイツに対して感じていた敗北感 小さな町の商店街 僕のセラミック個展は5月15日から・・・・・・ううう・・・・・・ 香港にて 子どもの絵 あの頃の気持ちを忘れない 深夜のドライブ 銀河鉄道の夜 立ち上がれ あの頃と変わらない Ceramic Review 僕はいつも赤面していたい 東海道新幹線 友の死、父の死 半分犬 2010年11月のソウル ソウルのこと 真夜中の時間 ARASHI"Scene"~君と僕の見ている風景 タイでの4日間 レゾネの話 2011年の4月 僕の考える美しいもの 5月2日に思う 青森の家族 ふるさと ヴェニスに行ってきた Tシャツ 震災 昔の写真 アメリカのアート雑誌だったか新聞だったか・・・のQ&A 自己との対峙 この道を最初に来た君と、一緒に旅に出るために 常に学んでいたいんだ 2000年の8月7日 やるしかないが、うまくいかない。うまくいかないが、やるしかない。 誰でもない「彼ら」のために 大きな世界と小さな世界 君や 僕に ちょっと似ている 2011年2月28日から11年後 塑像作品 絵の傍にずっといる 学生 変わることなく変わり続ける 時代を超越していく ずっとこうして絵を描いていく 長久手日記 2011年9月4日~2012年2月18日 Music レコードジャケットの話 十代の頃 レコードの話から 十代の頃 家出した二人 蓄音機 もしかしたらのCD用リスト1&2 奈良美智さんの初エッセイ集で、2009年から2012年にブログやTwitterにつづられた文章82篇がまとめられています。 作品制作に向き合う日々のこと、海外で想ったこと、仲間や恩師、故郷や家族のこと、音楽への尊敬や愛情、時にはメディアへの怒りなど、さまざまなことがストレートにつづられています。 ほぼほぼ文章で構成されていますが、奈良さんの作品や制作風景をおさめた綴じ込みのフォトページもあります。 そんなことをしても直接の解決や打開にはならないとわかっていても誰かの言葉に無性に触れたくなる時があります。そういう時、本というのは本当にやさしくてありがたい存在だなと思います。いつでも棚で待っていてくれて、開きたくなった時、いつでもページを開いて眺めることができるので。・・・という当たり前のことをあらためて良いなと感じさせてくれる、そんな1冊でもあると思います。 【発行】フォイル 【発行年】2012年 [この商品は、2012年7月14日 第1刷発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】264p 【高さ】19cm 【NDC分類】726.5 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『わたしもかわいく生まれたかったな』 著:川村エミコ
¥500
お笑い芸人・川村エミコさんのエッセイ『わたしもかわいく生まれたかったな』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 悲しみのマミー券 ポシェットの色を選べるのはかわいいみほちゃん 「あおぞら」 せっかくだからパンダ・ダ・パ・ヤッ! 友達が欲しくて1987 私に「粘土」ってあだ名を付けたTくん 母の皿うどん 初めてのキャンプ 小学生はお忙しい ヒミツの転校生 大きくなったら? 私の中のずーっとヒーロー こけしと私の出会い 母の前世はエジプト人? 「どうするの?なんで?女」撃退法 恋愛迷子のあんな恋、こんな恋。 川村流恋愛格言 おわりに お笑い芸人・たんぽぽの川村エミコさんの初エッセイ集です。 小さな頃から大学時代までのエピソードが中心になっていて、些細なようでしつこくチクチクと感じてきた心の痛み、モヤモヤ、違和感など、ちょっと生きづらい感情を抱え過ごしてきた日々、そしてその中でどんなことで心をやわらげ、前を向いて、楽しみながら歩んできたのかが、静かでやわらかな、でもなかなかに刺さりまくる表現で綴られています。 だいぶ昔の話ですが、まだ若かった頃は「人間には、ポジティブな人かネガティブな人、どちらかしかいないんだ」と思い込んで生きていました。そんな自分の目から鱗を落としまくってくれたのがTOMOVSKYの音楽でした。トモフは、ネガティブとポジティブをそれぞれ「ネガチョフ」と「ポジコフ」と擬人化し、「ネガチョフもポジコフも2人とも僕の中にいる 僕に物心ついた頃から ずっと」と歌っていて、もうそれはそれは本当に衝撃を受けたのです。そうか、どっちかしかいないとか自分はどっちだとか決めなくていいんだ、暗さも明るさも、前向きも後ろ向きも、どちらの要素も自分のなかにいて、両方を受け止めて受け入れてよかったんだ、と気づかされ、すごく気持ちが楽になったことを覚えています。 で、川村さんのエッセイのなかにも、ネガチョフ&ポジコフがいるな、と思った次第です。 【発行】集英社 【発行年】2020年 [この商品は、2019年10月10日 第1刷発行のものです] 【サイズ】46判 【ページ数】160p 【高さ】19cm 【NDC分類】779.14 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『古くてあたらしい仕事』 著:島田潤一郎
¥800
島田潤一郎さんの著書『古くて新しい仕事』です。 単行本(ハードカバー)です。 [目次] はじめに だれかのための仕事 ・仕事がしたい ・風で揺れるカーテン ・本と本屋さんが好き ・だれかのために ・お金という物差し ・一編の詩から ・教科書営業の日々 ・すべては延長線上に ・事業計画書 ・復刊という選択 ・ひとり出版社の仕事 ・自分の仕事の場所をつくる ・手紙のような本 ・さよならのあと ・海辺の町で 小さな声のする方へ ・だれでもやれる ・職種について ・巨大資本から逃れて ・大きな声、小さな声 ・好きな本から学ぶ ・本は人のよう ・ひとりではできない ・あたらしいもの ・一冊に本、ひとりの読書 ・若い人たち ・はじめる勇気、待つ勇気 ・山の上の出来事 ・本の力、文学の力 ・人と人のあいだに ・忘れられない人 あとがき ひとり出版社・夏葉社を営む島田潤一郎さんの書き下ろしエッセイです。 大学卒業後アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指すも挫折、転職活動もうまくいかず悩んでいた時、仲が良かった従兄が亡くなってしまったことをきっかけに「大切な人のために1冊の本を作りたい」と編集未経験ながら33歳で出版社・夏葉社をひとりで起業した島田さん。 起業から10年、島田さんが夏葉社をどんな思いではじめたのか、また、本づくりも営業も事務も経理もたったひとりで全部やる、その小さな積み重ねのなかで感じた仕事のこと、働くということ、本のこと、本を読むということ、本をつくるということ、それらへの思いが丁寧につづられています。 【発行】新潮社 【発行年】2019年 [この商品は、2020年3月20日 第5刷発行のものです] 【サイズ】 B6変判 【ページ数】224p 【高さ】17cm 【NDC分類】023.136 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『京都で考えた』 著:吉田篤弘
¥500
作家・吉田篤弘さんのエッセイ集『京都で考えた』です。 単行本(ハードカバー)です。 [目次] Ⅰ 怪物と忘却 ・見えない目次 ・バオローテイ ・円卓の騎士 ・チェシャ猫の笑い ・地球の外から来た友人 Ⅱ ふたつの怪物 ・なぜ、地球は回っているのか ・答えはいつもふたつある ・圏外へ ・ひそやかな水の力 ・冬のスパイ Ⅲ 中庭の怪物 ・剝製工場 ・読まない測量師 ・言葉の森 ・本当のこと スリンク 掌編小説 あとがき 小説執筆のかたわらクラフト・エヴィング商會としてデザインの仕事なども手掛けられている吉田篤弘さんが京都のまちを歩きながら考えたことをありのままにつづったエッセイと、掌編小説が一篇おさめられています。 出版社・ミシマ社の創業10周年記念企画として発刊された1冊でもあります。 吉田篤弘さん、エッセイ、ミシマ社、京都、京都を歩く、考える、歩きながら考える・・・なにか一つでも心にピンときたものがありましたら、ぜひ。 【発行】ミシマ社 【発行年】2017年 [この商品は、2017年11月3日 初版第1刷発行のものです] 【サイズ】 B6判 【ページ数】128p 【高さ】19cm 【NDC分類】914.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ 帯に小さな破れがあります。 裏表紙に小さなシミが1ヶ所あります。 (画像 12、13枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『すべて忘れてしまうから』 著:燃え殻
¥500
燃え殻さんのエッセイ集『すべて忘れてしまうから』です。 単行本(ハードカバー)です。 [目次] はじめに セックスしなくても幸せだった夜 逃げて逃げて今がある 映画館の席は必ず端に座ることにしている そもそも、エモってなんだ あなたの関節を全部折ります 死にたいんじゃない。タヒチに行きたいんだ 写真の中のあの人は、どんな声をしていたのだろう 彼女は駅のホームで突然「バカ」と短く言った きっと今日も僕はリサイクルされている 偉そうにするなよ、疲れるから 異国の彼が僕よりここに馴染んでいる 何も持たずにすべてを置いて僕たちは死ぬ 会ってほしい人がいるの ここではないどこか、僕じゃない誰か 俺は似合ってるか?ここに ねえ、なんで追ってこないの? 涙を流している人が常に一番悲しいわけじゃない やっぱり、すぐに「わかる」って言う奴はダメだと思うんだ 新宿にさ、森があるの知ってる? アラーキーより今を残す人 抗えない自分がその物語の中にいる サービスの国の住人たち MTVでも、見ていけよ 俺、もう16だからタバコやめるわ 勘違いしないでね、と彼女は優しく囁く ではお客さま、ステージのほうへ アンタさ、つんく♂に似てる? 逆に、忘れられない年越しになったね これは約束と営業です この週刊誌、買いにくいわぁ お爺さん越しに見た彼女は、やけにキレイに映った エゲツない思い出は、ひとつ覚えときゃいい ヘラヘラ笑うことが、せめてもの抵抗だった 北は駆け落ち、南はバカンス 生きていると全部が、元には戻らない いつもの交差点で待ってます あの記憶は誰のものなのだろう 男と女は、世界でふたりぼっちだったんじゃないだろうか 僕は今でもアイスは噛んで食べる 今夜は、悪口かエロ話だけにしましょう 僕たちは出会って話をして、またひとりに戻る 旦那はいないから安心して 悪いことが起きる気配もなかった あの夜、『ナイトクルージング』を一緒に聴いた 新しい『フォーカス』入りましたよ 今日も誰とも会わずに一日が終わろうとしている 記憶は優しい嘘をつく 君はいつか知らない誰かとまたここに来る 現実は常に、陰謀論よりクソつまらない すべて忘れてしまうから デビュー小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』が大きな反響を呼んだ燃え殻さんの初エッセイ集で、『SPA!』誌での好評連載が単行本化された1冊です。 自らを「生命体として弱い」とおっしゃる燃え殻さんが、同じくどこかしらの「弱さ」を持った人々との思い出や出来事、日常のふとした瞬間想起したことなど、もう戻らない、そしてタイトルのとおりややもすればきっと忘れてしまうだろういろいろを独特の目線、風合いで綴られています。 エッセイ一篇一篇のあいだに差し挟まれる漫画家・長尾謙一郎さんのイラストレーションもよい味を出しています。 【発行】扶桑社 【発行年】2020年 [この商品は、2020年8月10日 第3刷発行のものです] 【サイズ】46判 【ページ数】221p 【高さ】20cm 【NDC分類】914.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『芸人迷子』 著:ユウキロック
¥500
ユウキロックさんの著書『芸人迷子』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 序文 2005-2008 否定 2005年の「ブラックマヨネーズ」 意地 屈辱の2丁目劇場 闘争 大阪生き残り戦争~ 雄雌 「中川家」の背中に触れた瞬間 迷走 「M-1グランプリ」の落とし穴 崩壊 「ハリガネロック」が死んだ日 喪失 相方の自我が停止した日 熱風 ケンドーコバヤシが教えてくれたこと 2009-2012 躍動 「アメトーーク!」に救われた命 破壊 芸人が結婚することの意味 後悔 夢の続きを見られなかった親父 英雄 刻まれた言霊 青春 「爆笑オンエアバトル」の代償 目標 「ベイブルース」に憧れて 決裂 死んでるように生きていく 引退 辞める「不幸」、続ける「不幸」 宿命 果てしなく続く生存競争 家族 ファンと掴んだ渋谷公会堂2000人ライブ 2013 決断 沖縄の星空が示した答え 動揺 遅すぎた相方の告白 考察 漫才師として生きていくために 選択 模索し続けた相方との距離感 覚悟 迷い始めた「THE MANZAI」 解散 最後まで突き通したエゴ 終了 戦友、大上邦博 2014 針金 突然決まったコンビ名 5分 集中力を研ぎ澄ませ 生死 自分の代わりはいくらでもいる 万感 一歩踏み出す勇気 蓄積 芸歴という名の「財産」 狂気 水道橋博士へのシンパシー 追憶 「ハリガネロック」デビュー戦 望郷 「いくよ・くるよ」の贈り物 指針 千原ジュニアと松本人志 再会 元芸人さん(ハリガネロック)で、現在はライターや構成作家業に加えホリプロ笑売塾、松竹芸能養成所、スクールJCAほかで芸人養成所講師などもつとめるユウキロックさんの自伝的一冊です。 第1回M-1グランプリ準優勝、第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会優勝など多くの実績もあり、お笑い好きからの支持も厚かった実力派コンビ・ハリガネロックの主にツッコミとネタ作成担当だったユウキロックさんが、自身が思う芸人道を突き詰める日々からコンビ解散、芸人引退にいたるまでの経緯を綴られています。 笑いや漫才というものをここまで愛し、こだわり、探求し追及し、エゴもストイックもすべてつぎ込んでさえ、というか、それゆえなのかもしれませんが、人は「迷子」になってしまう。迷子になった先で泥だらけ傷だらけになりながら、それでも先へ進もうとした芸人さんの半生が、読んでいて痛いほどの鋭さで刻まれています。 見る側にとっては単に面白くて楽しくて愉快なものであってほしいお笑いの裏側にあるものなんてわざわざ知りたくないよ、というかたもおられると思いますし、きっと現役の頃のユウキロックさん含む芸人さん自身もその側面については見せるべきではないと考えておられるかたは少なくないと思います。 でも、だからこそ、芸人道を邁進し、そして辞めた人にしか見ることができなかった景色、書くことのできなかったものがあるはずで、この本はたぶんそのど真ん中だと思います。 (数ヶ所誤植があり惜しいなぁと思ったりもしますが、それも考えようによっては初版本ならではのレアポイントということで・・・) 【発行】扶桑社 【発行年】2016年 [この商品は、2016年12月10日 初版第1刷発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】207p 【高さ】19cm 【NDC分類】779.14 ◆◇◆状 態◆◇◆ カバー裏表紙部分に少しキズがあります。 (画像 8枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『キャンディストリッパー 2人のファッションデザイナー』 著:板橋よしえ・菊池千春
¥500
SOLD OUT
キャンディストリッパーデザイナー・板橋よしえさんと菊池千春さんの共著『キャンディストリッパー 2人のファッションデザイナー』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 板橋よしえ プロローグ 第1章 出会いの法則 第2章 起動力 第3章 打開力 第4章 想像力 菊池千春 第1章 出会いの法則 第2章 起動力 第3章 打開力 第4章 想像力 板橋よしえ 最終章 継続力 板橋よしえ 菊池千春 あとがき ファッションブランド・キャンディストリッパーのデザイナー・板橋よしえさんと菊池千春さんによる書き下ろし本です。 キャンディストリッパーは1995年に設立され、個性的なデザインで幅広い年齢層に支持されている人気ファッションブランドです。 本を執筆することになるなんて思ってもいなかったおふたりだそうですが、編集者さんからの「2人の言葉で元気や勇気をもらう女性がきっといる!」というアツい言葉に背中を押され書くことになった1冊だそうで、上京からブランド設立、そして現在まで(※発行は2008年)のことが綴られています。 雑誌『CUTiE』全盛期に青春を過ごした世代からそれ以降のファッション大好きっこさんまで、キャンディストリッパーの名前を一度も目に耳にしたことがないというかたはおそらくおられないのではないでしょうか。 ファッションデザイナーさんというとそれまでは遠い存在というか、雲の上の存在、「先生」という感じだったように思いますが、キャンディストリッパーのおふたりのことは「よしえちゃん」「ちはるちゃん」と呼びたくなるような身近さを勝手に感じていた記憶があります(キャディスパのお洋服は一着も持ってませんでしたが・・・。) こちらの本も、ピンク一色の可愛い装丁だし中身もきっとおしゃれでキラキラ・・・と思いきや、写真などはほとんどなく、ほぼほぼ文章で構成されています。それくらい、しっかりといろいろが綴られている印象です。 お洋服そのものとはまた違った角度からおふたりの感性に触れてみたいというかたには一読の価値ありの1冊だと思います。 【発行】河出書房新社 【発行年】2008年 [この商品は、2008年10月30日 初版発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】239p 【高さ】19cm 【分類】589.2 ◆◇◆状 態◆◇◆ 天と背表紙に少しヤケがあります。 帯の背表紙部分に少しシミがあります。 (画像 11、12枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『くよくよマネジメント』 著:津村記久子
¥1,000
作家・津村記久子のエッセイ集『くよくよマネジメント』です。 単行本(ソフトカバー)です。 著者サイン本です。 [目次] くよくよしてもいい 強がらなくても、みんな必死なので 優しい人にこそ負担をかけないために 問題から手を放す 信じれば捨てられる 趣味はわたしだけのもの 愚痴の危険な側面 「あなたのために」と言う前に 心配とつきあっていくこと 豊かさを享受する方法 「くよくよ」の先には 明日の自分を接待する 批判の連鎖を断つために 自分にだけは嘘をつかず、欠点を管理する 自分を幸福だと感じられる能力 倦怠感のためのリスト すべてだめな時は、せめて休息を どん底からの回復の過程 自分自身に「正直である」ということ 「自分語り」で獲得する自己像のあいまいさ 会話による心の負担を減らす 満員電車のゆううつ 一人で乗り越えること、誰かに救われること 手書きによる心の保存方法 「おなじみ」の問題に安住しない 自己満足の効用 まじめはみじめか? 衝動と願望の区別 自分と他人の区別 愛着と「親ばか」の効用 ふるまいと言葉と本心の関係 自分という子供との付き合い方 あとがき 「わたしはとてもくよくよした人間です」と冒頭に書いておられる津村さん。そんな津村さんがこれまでいろいろくよくよしまくってきたその実態報告とともにふと思うくよくよの効用その他が綴られています。 月刊『清流』誌(2010年5月号~2013年7月号)に掲載された連載に加筆修正し単行本化された1冊で、コミックエッセイ作家・森下えみ子さんによる4コマ漫画も収載されています。 小見出しだけ見るとちょっと既視感ある文言に思えなくもないです、が、しかし、自称くよくよ族の津村さん、その目線はやはりひと味違います。それに、なんとなくですが、いつもの津村さんよりちょっとだけ踏み込んでいる気配も感じます。 わたくしも、くよくよ族のひとりです。 じたばたせずに、くよくよしよう。 【発行】清流出版 【発行年】2016年 [この商品は、2016年5月26日 初刷第1刷発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】163p 【高さ】18cm 【分類】914.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ 著者サイン本です。 表紙に軽くスレがあります。 (画像 12、13枚目をご参照ください) 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『やりたいことは二度寝だけ』 著:津村記久子
¥500
作家・津村記久子さんのエッセイ集『やりたいことは二度寝だけ』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] Ⅰ 今週の検索 ・ご自由に、の私的実態 ・今週のらいふはっく(貧) ・再犯の恐れ有り ・子育てもったいない ・パン・アンド・ミー ・まぶたのバチバチ ・アッパッパーの狡猾 ・米粉と鉄分の蜃気楼 ・憂い顔のニューフェイス ・小学生と選挙 ・中央分離帯のスズムシ ・個人的な歳時記 ・友達がいなさそう? ・多様さの肯定 ・判断が難しい気温 ・大人とお片付けの歌 ・高嶺の葉っぱ ・苦悩の実況 ・ユニークな防衛システム ・すき焼きに追われる ・マルチーズの正体 ・「働く私はみにくい」 ・いっそ妖精ということで Ⅱ まぬけな日々 ・花見への情熱 ・春と向き合う ・会社員はカナリアか? ・体は古くなる ・ある部屋の歴史 ・石切さん ・並びたいような、並びたくないような ・お茶屋と文筆業 ・無理してるクリスマス ・成長はなくとも豆知識は増える ・いい鍋と塾通い ・走るモラトリアムとしての新幹線 ・とても幸せな箱のこと ・飛ばない蝶、ふれあう甲虫 ・求む、ぽっちゃり神様 ・商店街の鑑賞 ・厄年との付き合い始め ・栄光、凋落、筆圧 Ⅲ まぬけな日々だが潤う ・小心者の散財 ・小心者の信心 ・極私的「お茶の時間」 ・会社の屋上で葉っぱの名前を叫びたい日々 ・ノートハンターの告白 ・養命酒とスペイン語 ・小説には書けない好きな言葉 ・何者なのだアレックス【「まいにちスペイン語 エリのドキドキ☆スペイン留学」の感想】 ・貼って剝がすことの予感 ・ハーバルライフのつぶしのきかなさについて ・ノートハンターの報告 ・ドラクエとわたしの二十年 ・ピクサーの三本 ・野球をする子が歩いて行く ・しろうとさんが語る欧州サッカー ・二〇一〇年W杯に向けて ・サンマルコの包容力 Ⅳ 作家で会社員 ・ショッピングモールの探索 ・なんとなくの旅はつづく ・数珠のようなものと弟 ・北京五輪の夏にやっていたこと ・からあげ王子 ・本屋さんと話す楽しみ ・こんなはずではなかった ・「女が働くということ」に関する原稿 ・芋美と幸子 あとがき 現在は専業作家の津村さんですが、このエッセイが出版された頃はまだ昼間は会社員、夜は小説家の二足の草鞋生活を送られていました。そんな津村さんがつづる、だいたいゆるいが局所的に鋭く、淡々としつつもユーモア滲む、こまやかで些細な日々のあれこれがおさめられた、津村さん初のエッセイ集です。 同じ人物が書いているわけなので当たり前といえば当たり前なんですが、リアル生活について書かれているエッセイも、創作として描き出された小説も、相互に密接につながっていると感じる、作家さんの色というか癖みたいなものが漏れ出てたりチラ見えしていたりして、なんだか勝手にうれしいと感じたり、興味深いなぁと思ったりしています。 あと、個人的に、こんなにまで寸分違わず同意しかない本のタイトル、あんまりないです。 【発行】講談社 【発行年】2012年 [この商品は、2012年8月7日 第3刷発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】260p 【高さ】19cm 【分類】914.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ 帯に少しヤケがあります。 (画像 15枚目をご参照ください) 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『売れないバンドマン』 著:カザマタカフミ
¥500
インディーズバンド 3markets [ ] のカザマタカフミさんの著書『売れないバンドマン』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] はじめに 第1章 2006年11月~2014年2月 俺ら、なんでバンド始めたんだっけ? 第2章 2014年5月~2016年11月 売れないバンドマンの日常 第3章 2017年3月~2017年9月 それでもバンドが続くなら 特別対談 ・尾崎世界観(クリープハイプ) ・清和太一(エルシャラカーニ) ・浅田信一(プロデューサー) 特別インタビュー ・元カノ・カナコさん ・今カノ・ケイコさん あとがき 著者のカザマさんは、インディーズバンド・3markets [ ](スリーマーケッツ、通称スリマ)のGt.&Vo.+ソングライターさんです。 かつてライブイベントで共演していたバンドたち(back numberやクリープハイプなど)が次々とメジャーデビューを果たしヒット曲を世に送り出していく中、スリマは苦節20年、いまもライブハウスでほそぼそと活動を続ける日々・・・しかし自分たちも良い音楽を届けたい、その思いとともにバンド活動を続けているカザマさんが悩みや焦燥感を10年以上書き綴ったブログをメインに、売れてるバンドマン・クリープハイプの尾崎世界観さん、売れてないお笑い芸人・エルシャラカーニの清和太一さん、トッププロデューサー・浅田信一さんといった様々な立場の人物との対談、そしてなんとカザマさんの元カノさんに今カノさんのインタビューまでがおさめられた、「売れないバンドマン」の日々がつまびらかとなる赤裸々すぎる1冊です。 人気クリエイター・世紀末さんによる漫画も収載されています。 【発行】シンコーミュージック・エンタテイメント 【発行年】2017年 [この商品は、2017年12月31日 初刷発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】231p 【高さ】19cm 【分類】764.7 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『孤独論 逃げよ、生きよ』 著:田中慎弥
¥500
SOLD OUT
作家・田中慎弥さんの著書『孤独論 逃げよ、生きよ』です。 単行本(ハードカバー)です。 [目次] はじめに 第一章 奴隷状態から抜け出す ・「奴隷」とは ・柔軟であれ ・従うことの「罠」 ・奴隷と非奴隷の分かれ目 ・いまいる場所から逃げろ ・引きこもりは生きるための立派な術 ・逃げたあとにやるべきこと ・価値ある「なにか」を探せ ・かつての夢から視野を広げる ・ささやかな思いが武器となる ・チャレンジの副産物 第二章 便利さと生きづらさ ・情報の奴隷 ・自分の欲求を見つめる ・「怖さ」に敏感であれ ・身体で書く ・肉体に耳を傾けろ ・料理を作れ ・非効率でいい 第三章 孤独であること ・孤独は解消できない ・完全な孤独などない ・不安に耐えろ ・独りの時間が思考を強化する ・チャンスを活かすための準備 ・臆病になりながら進め ・適度な脱力状態に持ち込む ・事前に力を出し尽くせ ・新しい発見は過去にある ・無力感に浸れ 第四章 なぜ読書が必要なのか ・内容が理解できなくてもいい ・奴隷状態からの突破口 ・本を読む心意気 ・無駄なものに触れる ・本の選び方 ・スタンダードな作品を読め ・そのまま実践するな ・文学の効用 ・自分を他人を差別化する言葉 ・古典で底力を養う ・未熟であれ ・ちっぽけな個人 第五章 やりたくないことはやるな ・学校の勉強は身になるのか ・「美しければそれでいい」 ・嘘は嘘なりにしっかりと ・一日一回机の前に座る ・しがみつけばなんとかなる 第6章 職業とは ・肩書きの使い方 ・惰性は通用しない ・職業意識と覚悟 ・怠惰な暮らしの先に ・最善を尽くす ・仕事と体力 ・ブラック企業について ・仕事で相手を黙らせる ・「棚からぼた餅」論 おわりに 大学受験に失敗し15年近く引きこもり生活をしたのち33歳で作家デビューされた田中慎弥さんが、そこからさらに10年を超える月日が過ぎたいまご自身の経験を踏まえながら「孤独であることの必要性」について著された1冊です。 逃避じゃないよ 探してるんだよ わたくしの大好きなトモフスキーさんは歌っておられます。 探しものはなんですか? 見つけにくいものですか? と歌っていたのは井上陽水さん(または斉藤由貴さん)。 月面堂の店主は中年風情になってもまだ逃げながら探している感じです。そろそろなにを探してたんだったかよくわかんなくなってきましたが、ともかく、生きたいと思います。 【発行】徳間書店 【発行年】2017年 [この商品は、2017年2月28日 初刷発行のものです] 【サイズ】B40判 【ページ数】181p 【高さ】18cm 【分類】914.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ カバー上部に少し折れとキズがあります。 (画像 12枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『赤めだか』 著:立川 談春
¥500
落語家・立川談春さんの著書『赤めだか』です。 単行本(ハードカバー)です。 [目次] 第1話 「これはやめとくか」と談志は云った。 第2話 新聞配達少年と修業のカタチ 第3話 談志の初稽古、師弟の想い 第4話 青天の霹靂、築地魚河岸修業 第5話 己の嫉妬と一門の元旦 第6話 弟子の食欲とハワイの夜 第7話 高田文夫と雪夜の牛丼 第8話 生涯一度の寿限無と五万円の大勝負 特別篇その1 揺らぐ談志と弟子の罪 立川流後輩達に告ぐ 特別篇その2 誰も知らない小さんと談志 小さん、米朝、ふたりの人間国宝 親の反対を押し切り、高校を中退し17歳で立川一門に入門した佐々木少年、のちの談春さん。 奇才・立川談志師匠のもと、生活費工面のため特例で認められた新聞配達のバイトをしながらの前座修業が始まります。脱落していくほかの弟子たち、気遣いが仇となり稽古をつけてもらえなくなりグレた日々、突然言い渡された築地市場での修業など、破天荒な師匠の独特過ぎる弟子育成や厳しい芸事世界の中でのさまざまな苦悩や波乱、試練を乗り越ながら仲間とともに二つ目、そして真打昇進を目指し歩んだ熱き日々が綴られています。 2008年講談社エッセイ賞受賞作品でもある本作は、2015年にTBSでドラマ化もされ話題になりました。落語に興味がある方はもちろん、落語に馴染みはないけれど何か読み応えのあるエッセイを読みたいというかたも楽しめる1冊だと思います。 談志師匠もすごいが、談春さんもすごい。いろんな意味で、猛者。 【発行】講談社 【発行年】2008年 [この商品は、2012年7月 第11刷発行のものです] 【サイズ】B6判 【ページ数】283p 【高さ】20cm 【NDC分類】779.13 ◆◇◆状 態◆◇◆ 特に目立つキズ等はありません。 古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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『ベニシアのハーブ便り 京都・大原の古民家暮らし』 著:ベニシア・スタンリー・スミス
¥650
ベニシア・スタンリー・スミスさんの著書『ベニシアのハーブ便り 京都・大原の古民家暮らし』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 夢のコテージを追いかけて ハーブとの出会い 春 Spring 3月 植物たちの声に耳を澄ます ・イースター・バニーの思い出 ・レモンバームのラビングカップ ・レモンタイムのパウンドケーキ 4月 ハイティーとロウティー ・よもぎのパウンドケーキ ・クレソンスープ ・ハーブサンドイッチ ・オールドイングリッシュ・トライフル ・鶏肉のハーブとオレンジ風味の蒸し煮 ・スカボロフェアーハーブピラフ ・紅鱒のホイル焼きフェンネル風味 ・クレソンスープ ・ラベンダーとオートミールの石けん ・ナチュラルソープ 5月 環境のために私ができること ・ラベンダーウォーター ・ラベンダービネガー ・ミントとステビアの歯磨きペースト ・ローズマリーの食器用石けん水 ・ラベンダーと蜜蝋の家具用ワックス ・ベニシア流エコ掃除術 ・ハーブの育て方 夏 Summer 6月 虫と共に暮らす ・虫除けサッシェ ・ハーブ虫除けスプレー ・園芸用殺虫スプレー ・愛犬用ハーブバス 7月 美しくい続ける秘密 ・ヘアートニック ・ヘナの髪染めとコンディショナー ・ローズマリーと昆布のシャンプー ・カモミール・シャンプー ・ヘアーリンス ・アロエの化粧水 ・ジャスミンとラベンダーの保湿クリーム ・セントジョンズ・ワートとココアバターの スキンケアクリーム ・ポットマリーゴールド・ローション ・ローズ・ウォータ ・マウンテンエアー・アフターシェービング ローション ・抗セルライトオイル ・ホホバのメイクアップリムーバー ・フェイシャルスティーム ・ハーブフェイスパック ・ばらの花びらのポプリ ・ハーブバス 8月 我が家に欠かせないハーブの薬 ・梅干しとタイムのお茶 ・ハーブティー ・ベニシアがお薦めするお茶の飲み方 ・ミントシロップ ・ミント風味のメロンときゅうりのサラダ ・ハーブリキュール ・しそジュース ・チャービル入りマッシュルームスープ ・ハービー・ハンバーグ ・地中海風鰻丼 ・夏の地中海風サラダ ・タイ風鶏肉のコリアンダー風味 ・パパイヤとハーブのサラダ ・茄子と栗のパテ ・鶏肉とロースト・ローズマリー風味 ・スタッフドエッグ ・ローズマリー風味のゴマとチーズのパン ・ハーブチキンカレー ・ハーブスフレ ・しょうがとにんじんの冷たいスープ ・サマーフルーツアイスボウルの ローズマリークリーム添え ・センティッドゼラニウムのシャーベット ・ラベンダーケーキ ・ラベンダーシュガー ・ローズマリー・チーズビスケット ・ハーブの収穫と保存法 秋 autumn 9月 朽ちかけた農家から始まった手作りライフ 10月 ジャージー島での農場暮らし ・父の庭 ・貴族の社交界にデビュー ・ブラックベリーとりんごのクランブル ・サボり―とタイム入りのシェパーズパイ ・玉ねぎのセージソース ・鯖のフェンネル詰め ・バジル入り全粒粉パン ・ナツメグとレーズンのスコーン 魔女とクリームティー ・ウスターソース ・柚子の果汁のアイスキューブ ・ラズベリーとレモンバーベナのジャム ・トマトケチャップ ・ペストソースのアイスキューブ ・バジルたっぷりのトマトソース ・ハーブ・クリームチーズ ・フランスの田舎風豆スープ ・フラワーハーブサラダ 11月 不眠を解消するために ・セントジョンズ・ワート・チンキ ・セントジョンズ・ワート・オイル ・風邪のためのシロップ ・セージのうがい薬 ・のどのティーム ・登山のためのハーブオイル 冬 Winter 12月 クリスマスの始まり ・シュトーレン ・ホットスパイスワイン ・クリスマス・プディング ・トラディショナル・フルーツケーキ ・ローストターキ ・芽キャベツと栗 ・ジンジャーオレンジキャロット ・ローズマリー・ポテト ・カーゾン家のクリスマス・キャンドル飾り ・ホップのキャンドルホルダー ・クリスマス・ハーブリース ・ラベンダーとホップのクッション ・月桂樹とクローブの鍋敷き ・ポマンダー 1月 大原のお年寄りは、日本のハーブの知恵袋 ・七草粥 ・トマトハーブ鍋 ・はこべとパセリとサーモンのディップ ・ハーブマヨネーズ ・ベニシア風お屠蘇 2月 薪の炎は最高の贅沢 ・ホットトディー ・アロマセラピー・フットバス ・玄米・ハーブナッツのローフ ・ローズマリーと椎茸のサラダ ・豚フィレ肉のセージとオレンジ風味 ・月桂樹のカスタードプリン ・チョコレートミントクッキー ・ミントゼラニウム・チョコレートケーキ ・あなたのバレンタインより ・ハーブの薬効について ・基本ハーブ41種の育て方のコツ あとがき 心の旅路 イギリスから京都・大原へ 索引 NHKで放送された番組『猫のしっぽカエルの手 京都大原 ベニシアの手づくり暮らし』で知られるハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさんのオリジナルレシピ約110点、季節ごとの暮らしや楽しみを記したエッセイ、イギリスでの思い出話、京都・大原の四季折々の美しい風景写真などがおさめられた1冊です。 写真・翻訳はベニシアさんの夫で山岳写真家の梶山正さんです。 1970年代にイギリスの貴族社会を飛び出して日本にやってきたベニシアさんは、1996年から京都・大原に移り住み、築100年以上の古民家で暮らしながらコテージガーデンで育てた200種類以上のハーブを使って料理、スキンケア、石けん、防虫剤、風邪薬など生活に必要なあらゆるものを手作りする生活をされているそうです。 (2023年7月追記:2023年6月21日、惜しまれながらご逝去されました。) 読む、眺める、庭造りの参考にする、レシピ集として活用するなど、いろいろな楽しみ方ができそうな1冊です。 【発行】世界文化社 【発行年】2007年 [この商品は、2015年9月 第31刷発行のものです] 【サイズ】単行本・B5判(ソフトカバー) 【ページ数】175p 【高さ】26cm 【NDC分類】617.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ 帯に破れがあります。 本体の天に小さなシミが1ヶ所あります。 カバーの上部に少し曲がりがみられます。 (画像 19、20枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『荒野の古本屋』 著:森岡 督行
¥600
古書店&ギャラリー・森岡書店 店主 森岡督行さんの著書『荒野の古本屋』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] はじめに 1「本」と「散歩」の日々 中野ハウス 古本を求めて神保町通い 予算は二〇〇〇円 臨時収入 「珈琲リオ」 中野区立中央図書館と格納庫 中野「クラシック」 呪文は「坑夫」 古いビルに惹かれるわけ 写真集との出会い いこいの場 一九四一年一二月八日の出来事 新聞広告と古本 2「一誠堂書店」の日々 入社試験 配属は一階の売場 落丁調べとブラシ 対外宣伝誌にのめり込む お客さんが先生 古書目録の制作 柱時計の思い出 松村書店の松村さん 祖母と「坑夫」と『いきの構造』 同潤会江戸川アパート 3「森岡書店」の日々 ここで古本屋をはじめたい 独立のスイッチ 買いつけはパリとプラハ バスが来ない ドアの向こうの秘密の部屋 ル・コルビジェの写真集 割引は国際的に通用するルール 内装のコンセプト 荒野の古本屋 一本の電話からつらなった偶然 ギャラリーがスタート コンサバティブ書店からオルタナティブ書店へ 万引き事件 ARTS&SCIENCEでの展示即売会 二〇一一年三月一一日と写真展 震災後再出発 「KAPITAL」との仕事 「マーチエキュート神田万世橋」での仕事 坑夫とデニム あとがき 「働く」「暮らす」「生きる」をかんがえる晶文社の『就職しないで生きるには21』シリーズのなかの1冊で、東京・茅場町で「森岡書店」を営む森岡督行さんが古書店&ギャラリーの店主になるまで、そしてなってからの日々を綴られた本です。 森岡書店は写真集・美術書を専門に扱っており、国内外の愛好家さんやマニアの方々に熱く支持されている古書店だそうです。そんな人気店を運営する森岡さんが、大学卒業後1年間就職せずその日暮らしをおくっていた頃のこと、老舗古書店「一誠堂書店」での修業時代のこと、そして森岡書店を開店するまでのウラ話や開店後のいろいろまで、本とともに過ごしてきた日々のことが丁寧に綴られています。 森岡さんはその後新たに、1冊の本から派生する作品を展示しその本を売るお店=展示会の会期中に取り扱うのは本は1冊だけ、という「1冊の本を売る書店」をコンセプトにしたお店を銀座にオープンされたそうです。 本は無限の可能性を秘めていて、それらを見出し引き出せるのは森岡さんの本に対する思いがあってこそなのだろうなと感じます。 【発行】晶文社 【発行年】2014年 [この商品は、2014年5月 第2刷発行のものです] 【サイズ】単行本・ソフトカバー B6判 【ページ数】233p 【高さ】19cm 【NDC分類】024.8 ◆◇◆状 態◆◇◆ 裏表紙に少しキズがあります。 小口・天に湿気によると思われる小さなシミが数ヶ所あります。 (画像 12、13枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『ダメをみがく “女子”の呪いを解く方法』 著:津村 記久子・深澤 真紀
¥400
作家・津村記久子さんとコラムニスト・深澤真紀さんによる対談集『ダメをみがく “女子”の呪いを解く方法』です。 単行本(ソフトカバー)です。 [目次] 仕事編 ・大人だから耐えてやってるんだよ、 調子のんなよ! ・女子力のなさを商品価値にできて ありがたいです ・すみません、バブル世代がご迷惑 おかけして ・これはもう、とにかく逃げるしかない ・「感情労働」の黒い面を私が担当してた ・早稲田政経卒の先輩でさえ 女には働き口がなかった ・運命には黒い糸もある ・生きていくために「しゃあないから 就職でもしよか」 ・「わかりやすい恩人」「わかりにくい恩人」 ・掃除のおばさんが支えだった ・「島耕作」的つながり 「釣りバカ日誌」的つながり ・誰も就職の真実を言ってくれなかった ・就活はトイレを見る、給湯室も見る ・「心なく仕事する」ほうが長く働ける ・会社にはコンビニという通気孔、 芥川賞には会社の仕事という非常識 ・ありがたい人、あかん人 ・いい人に見える人はいい人ではないのだよね ・「適性」「工夫」「風向き」でなんとか 「しのいでる」だけ ・ふたつめの会社は"ブラック風味"でした ・尊敬されたがる人には心の底からウソをつくか 逃げるか ・ぬるい会社がいい ほか 生活編 ・血縁ってそんなにありがたいですかね ・うまくいかない家族関係は諦めた方がいい ・家族の呪いから解放されるためには ・娘へのアドバイスという名の呪い ・「親子も他人だ」と思うことがむずかしい ・母親と娘がお互いをコピーしあう不幸 ・家族関係に関する恐怖心が尋常じゃないんです ・「子どもがいないからわからない」という呪い ・「社会のへんなおばさん」として生きていく ・女にそんな何もかも任せないでください ・夫はデブ専でブス専の変わり者です ・「私のこと好きな男なんて、 すてきな人じゃない」という呪い ・私の女オンチぶりはすごいんです ・本当の自分は自分の中にはいない ・見栄日常・見栄消費・見栄恋愛 ・ありとあらゆる人間関係がダメになったとき ほか あとがき 最初に勤めた会社をパワハラで退社した津村さん。 150社以上の就職・転職活動経験がある深澤さん。 そんなおふたりが、不器用・KYなままでもなんとか社会で生きていくための技術を語りつくした日経ウーマンオンラインの人気連載に、未公開対談が加えられ単行本化された1冊です。 ダメを自称する両者が「仕事」と「生活」を軸に245項目にわたりダメについて存分に語り合っておられます。共通する部分も似通っていない部分も両面あり、その視点は単なる共感の垂れ流しでも同類相哀れむでもなく、絶妙です。 おふたりともお仕事も生活も立派にされているし全然ダメじゃないのでは・・・とダメさ加減ではどなたにも負ける気がしない私などついつい思ってしまいますが、こういう感情こそこっち側の勝手な都合なんだよなーと気づかされます。 ダメって、みがいてもよかったんですね。 私も私で、みがいてみます。 【発行】紀伊國屋書店 【発行年】2013年 [この商品は、2013年4月 第1刷発行のものです] 【サイズ】単行本・ソフトカバー B6判 【ページ数】253p 【高さ】19cm 【NDC分類】914.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ カバーの表紙上部に少しだけ折れがあります。 (画像 14枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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『乙女のトリビア』 著:嶽本野ばら
¥500
作家・嶽本野ばらさんのエッセイ集『乙女のトリビア』です。 単行本(ハードカバー)です。 [目次] 1.香水の話をしよう。 君に似合う、香水の話 2.姫系の話をしよう。 君が気にする、姫系の話 3.オーブの話をしよう。 君も憧れる、オーブの話 4.指輪の話をしよう。 君が嵌めている、指輪の話 5.MILKの話をしよう。 君は知らない、MILKの話 6.キティの話をしよう。 君のまわりにある、キティの話 7.ロココの話をしよう。 君の教えて貰えない、ロココの話 8.ヴィクトリアンの話をしよう。 君の為の、ヴィクトリアンの話 9.天使の話をしよう。 君を守護する、天使の話 10.ブライスの話をしよう。 君によく似た、ブライスの話 11.薔薇とおまじないの話をしよう。 君の恋を実らせる、薔薇とおまじないの話 12.刺繍の話をしよう。 君にもできる、刺繍の話 13.パンクの話をしよう。 君もよく聴く、パンクの話 14.タロットの話をしよう。 君を占う、タロットの話 15.Candy stripperの話をしよう。 君を元気にする、Candy stripperの話 16.アリスの話をしよう。 君を不思議の国に誘う、アリスの話 17.CHANELの話をしよう。 君が憧れの、CHANELの話 18.ゴシックの話をしよう。 君の教科書に載っていない、ゴシックの話 19.タータンの話をしよう。 君もチェックしている、タータンの話 20.Jane Marpleの話をしよう。 君をサプライズさせる、Jane Marpleの話 21.サンタクロースの話をしよう。 君が聖なる夜を過ごすための、 サンタクロースの話 22.Diorの話をしよう。 君を少し元気にするかもしれない、 Diorの話 23.クロスの話をしよう。 君が誤解している、クロスの話 24.ドクロの話をしよう。 君の顔が赤くなる、ドクロの話 25.ピアスの話をしよう。 君が白い糸の噂で怖がる、ピアスの話 26.薔薇の話をしよう。 君に愛を語る、薔薇の話 27.下着の話をしよう。 君を有名にしてしまう、下着の話 28.Tシャツの話をしよう。 君の受験にも関係するかもしれない、 Tシャツの話 29.COMME des GARCONSの話をしよう。 君を自由にする、OMME des GARCONSの話 30.少女漫画の話をしよう。 君を流行の最先端に導く、 少女漫画の話 書き下ろし 原宿の話をしよう 君を君らしくしてくれる、原宿の話 ファッションやカルチャーを独自の視点で切り取り、さまざまなブームを作り出した雑誌『Zipper』(2017年休刊)、その2005年5月号から2007年10月号に連載された嶽本野ばらさんのエッセイを加筆修正したものに特別書き下ろし1篇が加えられ単行本化された1冊です。 取り上げられているのはおしゃれ好きさんには超お馴染みのブランドやアイコンばかりですが、そんな存在にも、実はあまり知られていない歴史がありました。 「話をしよう。」の題どおり、乙女のカリスマ・野ばらさんが読者に語りかけるような口調で綴られた、雑学的知識が満載の内容となっています。それぞれ4ページほどの短めのエッセイですが、書き下ろしの「原宿の話をしよう」は約50ページという大ボリュームです。 世代によっては誌面で読んでいたというかたや懐かしさを感じられるかたも多いかと思います。 昔流行ったあれだよね、で流されていくパターンもあると思いますが、時代や流行というものが必ず反映される存在でありながら同時に強い普遍性も感じさせる。不思議な存在ですね、ファッションとは。 うまく言えませんが、ファッションと野ばらさんの作品にはそういった点で共通するものを感じます。矛盾というよりは、もうある意味流行り廃りの枠外にいる感じといいますか。いつの時代も必要とする人は必ずいるだろうし、流されているのはいつも自分の方なのだなと思います。 【発行】祥伝社 【発行年】2009年 [この商品は、2009年5月 初版第1刷発行のものです] 【サイズ】単行本:ハードカバー B6判 【ページ数】173p 【高さ】20cm 【NDC分類】914.6 ◆◇◆状 態◆◇◆ 表紙・裏表紙の左上角に少しだけ傷みがあります。 カバーの表紙部分上部に少しだけ折れがあります。 (画像 12、13枚目をご参照ください) 古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。