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燃え殻さんのエッセイ集『すべて忘れてしまうから』です。
単行本(ハードカバー)です。
[目次]
はじめに
セックスしなくても幸せだった夜
逃げて逃げて今がある
映画館の席は必ず端に座ることにしている
そもそも、エモってなんだ
あなたの関節を全部折ります
死にたいんじゃない。タヒチに行きたいんだ
写真の中のあの人は、どんな声をしていたのだろう
彼女は駅のホームで突然「バカ」と短く言った
きっと今日も僕はリサイクルされている
偉そうにするなよ、疲れるから
異国の彼が僕よりここに馴染んでいる
何も持たずにすべてを置いて僕たちは死ぬ
会ってほしい人がいるの
ここではないどこか、僕じゃない誰か
俺は似合ってるか?ここに
ねえ、なんで追ってこないの?
涙を流している人が常に一番悲しいわけじゃない
やっぱり、すぐに「わかる」って言う奴はダメだと思うんだ
新宿にさ、森があるの知ってる?
アラーキーより今を残す人
抗えない自分がその物語の中にいる
サービスの国の住人たち
MTVでも、見ていけよ
俺、もう16だからタバコやめるわ
勘違いしないでね、と彼女は優しく囁く
ではお客さま、ステージのほうへ
アンタさ、つんく♂に似てる?
逆に、忘れられない年越しになったね
これは約束と営業です
この週刊誌、買いにくいわぁ
お爺さん越しに見た彼女は、やけにキレイに映った
エゲツない思い出は、ひとつ覚えときゃいい
ヘラヘラ笑うことが、せめてもの抵抗だった
北は駆け落ち、南はバカンス
生きていると全部が、元には戻らない
いつもの交差点で待ってます
あの記憶は誰のものなのだろう
男と女は、世界でふたりぼっちだったんじゃないだろうか
僕は今でもアイスは噛んで食べる
今夜は、悪口かエロ話だけにしましょう
僕たちは出会って話をして、またひとりに戻る
旦那はいないから安心して
悪いことが起きる気配もなかった
あの夜、『ナイトクルージング』を一緒に聴いた
新しい『フォーカス』入りましたよ
今日も誰とも会わずに一日が終わろうとしている
記憶は優しい嘘をつく
君はいつか知らない誰かとまたここに来る
現実は常に、陰謀論よりクソつまらない
すべて忘れてしまうから
デビュー小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』が大きな反響を呼んだ燃え殻さんの初エッセイ集で、『SPA!』誌での好評連載が単行本化された1冊です。
自らを「生命体として弱い」とおっしゃる燃え殻さんが、同じくどこかしらの「弱さ」を持った人々との思い出や出来事、日常のふとした瞬間想起したことなど、もう戻らない、そしてタイトルのとおりややもすればきっと忘れてしまうだろういろいろを独特の目線、風合いで綴られています。
エッセイ一篇一篇のあいだに差し挟まれる漫画家・長尾謙一郎さんのイラストレーションもよい味を出しています。
【発行】扶桑社
【発行年】2020年
[この商品は、2020年8月10日 第3刷発行のものです]
【サイズ】46判
【ページ数】221p
【高さ】20cm
【NDC分類】914.6
◆◇◆状 態◆◇◆
特に目立つキズ等はありません。
古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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