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『マイ・ウェイ 東京ダイナマイト ハチミツ二郎自伝』 著:ハチミツ二郎

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お笑い芸人・ハチミツ二郎さんの自伝『マイ・ウェイ 東京ダイナマイト ハチミツ二郎自伝』です。
単行本(ソフトカバー)です。


[目次]
解説 幕が上がる前に 田崎健太

1章 心不全 死の淵からの10日間
・解説 二つの「骨格」

2章 東京ダイナマイトの日々
東京ダイナマイトの誕生
インディーズ芸人の大勝負 日比谷野音ワンマン
・解説 ヤングライオン時代
M-1グランプリ2004 初めての決勝進出
キセルで捕まったM-1ファイナリスト 相方・松田大輔
愛すべき仲間たち 二郎会
立川談志師匠の言葉
太田光の言葉
ビートたけしの言葉 オフィス北野を辞めた日
「たけしイズムが吉本に流れるのだけは避けてくれ」
取り戻せなかった血判状
オスカープロモーション所属へ、そして脱退
ついに吉本興業へ
5年ぶりのM-1グランプリ決勝進出
長州力の言葉
M-1グランプリ2010 M-1が終わった年
THE MANZAIの復活
勝ち進んだTHE MANZAI
時は来た! THE MANZAI2013決勝当日
先輩●●●●からの言葉
・解説 全身芸人の系譜
M-1グランプリ2015 帰ってきた大会
M-1グランプリ2015 雪辱の敗者復活戦
松本人志の言葉 オレたちのM-1ラストイヤー
オレたちだけの漫才ドリーム
大仁田厚の言葉 ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチの大勝負
全身芸人の日々 なんばグランド花月単独ライブ
・解説 「まぁーるい」世界で生きる

3章 COVID-19
・解説 Show must go on

4章 貰えなかった腎臓と失ったもの

終章 おれの道を往く

あとがきに代えて



お笑い芸人・東京ダイナマイト ハチミツ二郎さんの自伝です。
二郎さん自身がつづられた文章と、ノンフィクション作家・田崎健太さんによる解説が適所に加えられた構成となっています。

解説の田崎さんによると、世に出ている著名人の書籍の多くはいわゆるゴーストライターが書いたものなのだそうですが、二郎さんから「どんなふうに直したらいいでしょうか」と送られてきた原稿を読んだ田崎さんは、その文章から彼らの漫才同様の独特の"間"(=魔)があることを感じ、手練れのライターが手を加えるほど大事なそれが消えてしまうと判断し、「細部を整える程度でそのまま出したほういい」と返事をし、原稿のままではわかりにくく読者が混乱するかもしれないと思った部分のみ注釈的な解説を挟み込む構成となったのだそうです。

あの日オレは死ぬハズだった。という衝撃的な一文から自伝は幕を開けます。
体調不良をおして出た劇場の出番終わりに倒れて死の淵を彷徨い生還するまでの10日間のこと、東京ダイナマイト誕生までの経緯、現相方・松田大輔さんのこと、M-1グランプリやTHE MANNZAIなど賞レースに懸ける日々、事務所移籍にまつわるいざこざ、尊敬に値したりしなかったりする先輩芸人たちとの思い出、大切な家族や芸人仲間たちとの絆、そしてハチミツ二郎さんの人生を構築するもう一つ大きな軸・プロレスの話など、笑いの道に邁進してきた日々が、二郎さんの言葉そのままゆえの生々しさを伴ってびっしりとつづられています。


東京ダイナマイトは2024年3月24日をもって惜しまれながら漫才師としての活動を休止されました。一介のお笑い好きとしてその報を聞いた時はとても残念に思いましたが、しかし不思議と納得できたのはおそらくこちらの自伝を読んでいたことも大きかったと思います。二郎さんたちがそう判断したのならきっとそれが今、これから進んでいく彼らの芸人道なのだろうなと。漫才師として舞台に立つことはなくなっても、「全身芸人」である彼らのスピリットは変わらずそこに宿り続けるのだろうなと思います。


【発行】双葉社
【発行年】2022年
[この商品は、2022年7月11日 第1刷発行のものです]
【サイズ】46判
【ページ数】371p
【高さ】19cm
【NDC分類】779.14

◆◇◆状 態◆◇◆
特に目立つキズ等はありません。
古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。

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