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末井昭さんの著書『自殺』です。
単行本(ソフトカバー)です。
[目次]
まえがき
地震と自殺
母の自殺
いじめと自殺
世間サマと自殺
観光気分で被災地巡礼
残された者
抗議の自殺
眠れない夜
お金と自殺
二人のホームレス
樹海探索
うつと自殺
慈しみの眼差し
聖書との出会い
緩慢な自殺
病気と自殺
迷っている人へ
あとがき
参考文献
工員、キャバレーの看板描き、イラストレーター、セルフ出版(現・白夜書房)の設立など様々な職歴を経て、現在はフリーで編集、執筆活動を行っている末井昭さんがおくる「自殺」をキーワードにしたノンフィクションです。
タイトル、これ以上短くしようがないほど端的、そして直球です。
ゆえに、ドキリともさせられます。
末井さんは7歳の頃、お母さんを自殺により亡くされたのだそうです。
近所に住む若い男性と、ダイナマイトを使っての心中だったそうです。
末井さんはその事実を「ダイナマイト心中」とまるで浸透している一ジャンルかのように表現し、更にその頃の状況を「母はプイッと出て行って、数日後に爆発しました」などと書いておられます。
どう考えても笑って読むような内容じゃない、ないけれど・・・とその文体に面食らいつつ、変なところに力を入れながら読んでいた序盤、末井さんがお母さんのことを人に話せるようになったきっかけは、芸術家の篠原勝之さんがそのことを「同情を込めずに笑ってくれた」からだったと書いておられるのを読んで、こちらの変な力みは抜けていきました。
うまく言えませんが、この本は、なんとなくまるごとそんな雰囲気をまとっているように思います。
【発行】朝日出版社
【発行年】2013年
[この商品は、2014年2月 第4刷発行のものです]
【サイズ】B6判
【ページ数】357p
【高さ】19cm
【NDC分類】368.3
◆◇◆状 態◆◇◆
特に目立つキズ等はありません。
古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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