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『偶然の装丁家』 著:矢萩 多聞

¥700 税込

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画家・装丁家の矢萩多聞さんによる自伝的エッセイです。

学校や先生になじめず中学1年で不登校になった矢萩少年は、その後インドと日本を行き来する生活となり、そして専門的なデザインの勉強なしに「いつのまにか装丁家になっていた」のだそうです。
ただ絵を描くことが好きだった少年が、どのように本づくりの道にたどり着いたのかを中心に綴られています。


こちらの本、『就職しないで生きるには21』シリーズの一冊です。
(しかしハウツー本のような中身ではありませんが。)
なんとも手に取りたい、しかし手に取りにくいシリーズ名でもありますね。客目線での話ですけど。
とはいえ、ただでさえあんまり適さなかった上に中年期になって社会のレール(この表現自体もうかなり使い古されてますね)に接してた部分がついに錆び捥げてどうにもこうにもならなくなっちゃったレベルのおばさん(私のことです)は逆にもうどんなタイトルの本だろうがへっちゃらでレジに持っていけますけどね。なにかデカい代償を払った気がしますがまぁよしとしましょう。

自分のそれも、自分以外のそれも、どんな仕事の形態だろうと、もっといえば生き方だろうと、すばらしいとかそうでないとか簡単に断定できないししたくないというのが中年期になっての実感ではありますが、矢萩さんのおっしゃる「ほがらかに生きていく方法は無限にあると信じる」こと、それは確かにとても大切なキーワードだなと私も思います。


【発行】晶文社
【発行年】2014年
[この商品は、2014年月 初版のものです]
【サイズ】B6判
【ページ数】281p
【高さ】19cm
【NDC分類】022.57

◆◇◆状態◆◇◆
目立つキズ等はなく比較的良い状態です。
古本ですので多少の劣化等についてはご容赦お願いいたします。

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