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『受け入れない』 著:園 子温

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映画監督・園子温さんの著書『受け入れない』です。
単行本(ソフトカバー)です。

[目次]
はじめに 十代の君へ
オレが17歳の頃は

第1章 不自由の国、日本
・アナ雪の監督を誰も知らない
・映画という日常に飽きた
・未来の代表作を作り続ける
・自粛ルールでみずから自由を殺していく日本

・おまえはただの地球のお客さん

第2章 「普通」という名の足枷
・あるのかないのかモヤモヤモラル
・形成される「普通」と変化
・護送船団に頼らず生きる
・自分の才能を客観的に見る
・これっぽっちもない運と才能
・ブラックだらけのこの世界
・自分のやりたい方向に向かって変わり続ける
・限界は変化を恐れたときにやって来る
・松本人志の映画があるべき姿

・モヤモヤモラル

第3章 幸福と孤独
・みんなから愛されることなんもう諦めている
・誰しも全員平等にうまくいってない
・マクロなのかミクロなのかどちらかに振り切れ

・友だち
・たぶんね
・自分の声
・赤ちゃん
・死の電車
・自分の孤独

第4章 監督前夜
・歌のために読み込んだ現代詩大全集
・その年齢でしか出せないものがある
・売れる喜び、作りたいものを作る喜び

・トイレの壁
・別れ

第5章 表現は世界を変えたいという意思
・作品作りが一番の評論
・刹那でできる本物の表現

・一人称
・本当の表現者
・宇宙
・人生

あとがき



映画監督・園子温さんのエッセイ+書きおろしの詩14編が収録されています。



受け入れない、って体力いりますよね。
若い頃はあんまりそんなこと思ってなかった気がします。むしろ、そういう部分こそ矜持につながってると思ってました。
それが、少しずつ揉まれ削られ、齢を重ねるごとになんかこうしんどくなってっちゃって、受け入れた方が楽だな、みたいな。
ところで。「文句が多い」と言われたことがきっかけで長年の友人と絶縁に至った、という経験、ありますか?
私はあります。
そんな私でさえ、「受け入れた方が楽だな」とちょっとずつ感じ始めたりするんですから、年月の流れのその力というのはすごいものですね。そういえば甲本ヒロトさんも「爆弾よりも時間 破壊のエキスパート」って歌ってました。確かに、です。
友人との絶縁体験も、時の流れにより、今ではいい思い出です。
嘘です。
そんなわけありません。
申し訳なかったなと思っています。

そんな感じで、いつまで経っても消せないものも、受け入れたくてもどうにもこうにもうまくいかないこともありますし、いや絶対これは受け入れるものかと未だに思うことももちろんあり、それらが妙に際立ってきたりもして、しんどくないことはないんですが、でもなんか無くしたくないな、とも思ってみたり・・・。
要するにどっちつかずなんですけど、そんな私は「受け入れない」を表明する人たちを垣間見ては、勝手にひっそりと、ありがたいな、と思っている次第です。

[追記:2022年4月]
「受け入れない」を主題に本を書かれていたかたが、ご自身の立場を利用し「受け入れざるを得ない」状況を周囲に強いていたという報道を目にし、なんとも言えない暗い気持ちになっています。
報道を受けて商品を店から引くことも考えましたが、どの本についてもそうですが、どのようなものが書かれているのか知りたいと思われることも、そう思われたものを購入するかどうかについても、最終的にはお客様が決められることなのだと思い直し、あともう少しだけ置いてみることにしました。(お値段、BASE内で付けられる価格の底まで下げてます。)


【発行】KADOKAWA
【発行年】2015年
[この商品は、2015年6月 第一刷発行のものです]
【サイズ】B6判
【ページ数】157p
【高さ】18cm
【NDC分類】778.04

◆◇◆状態◆◇◆
特に目立つキズ等はありません。
古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。

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