・翌月にまとめてお支払い可能
・手数料無料(口座振替の場合)
・アプリでご利用金額を確認できて安心
¥200 税込
残り1点
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
別途送料がかかります。送料を確認する
作家・中島らもさんの小説『今夜、すべてのバーで』です。
文庫版です。
医者、占い師、友人。それぞれから「35歳で死ぬ」と予言されていた小島容は、そのとおり35歳でアルコール依存症により死にかけ入院することになります。
病室には、彼と同様にさまざまな事情を抱えた個性過ぎる面々がいました。
そんな環境のなか小島は、検査と治療と断酒の日々を送ることになります。
著者の中島らもさんの実体験がもとになっているといわれている小説です。
依存症が進行していく過程、治療や入院生活の様子、小島が見た幻覚などは、きっとらもさんのそれでもあったのでしょう。
依存症のおそろしさ、しかし切っても切れないお酒の魅力、両方がいっぱい。
巻末には『荒唐無稽に命かけます!』と題された、山田風太郎さんとらもさんの対談も収載されています。
体質的に酒がほとんど飲めないので、この物語を感覚としてきちんと理解できているかどうかはかなりあやしいですが、しかし酒を「美味いからついついいっぱい飲んじゃうんだよねぇ」という人ではなく、なにかしらの"道具"としてとらえている人こそ依存症への危険度が高いらしいという事実、これは好きの対象が酒でなくても、なるほどなと思わされます。
それにしても、らもさんのはみ出し者への目線、淡々としていてやさしいです。
★重要★ 配送方法について
スマートレターを選択された場合、追跡サービス対応無し・土日祝日の配達は無しとなります。ご了承の上、選択お願いいたします。
【発行】講談社
【発行年】1994年
[この商品は、2004年9月 第27刷発行のものです]
【サイズ】文庫判
【ページ数】312p
【高さ】15cm
【NDC分類】913.6
◆◇◆状 態◆◇◆
背表紙の上部にキズがあります。
表紙に軽く折れがあります。
(画像 9、10枚目をご参照ください)
古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
レビュー
(31)
送料・配送方法について
お支払い方法について
¥200 税込