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作家・今村夏子さんの小説『こちらあみ子』です。
文庫版です。
[目次]
こちらあみ子
ピクニック
チズさん
解説 町田康
「ありあえない」の塊 穂村弘
表題作と他2篇の短編小説がおさめられた、今村さんのデビュー作です。
解説は、音楽家兼作家の町田康さんと、詩人の穂村弘さんです。
『こちらあみ子』は、純粋で風変わりな女の子・あみ子とその家族、同級生の日々を描いた物語です。どこまでも純粋なあみ子の言動は、その純粋さと悪意のなさゆえに、周囲の人たちの心をいつもかき乱します。
『ピクニック』は、ローラーシューズを履いたビキニ姿の女の子が食事を運ぶことが売りの店に勤めるルミたちと、その店に新しく入店してきた七瀬さんの物語です。七瀬さんの恋人は、人気お笑い芸人の春げんき。そんな七瀬さんの恋話を聞くことを楽しみにしているルミたちでしたが、新人の若い女の子だけは七瀬さんの話に冷たい目線を向けるのでした。
『チズさん』は、近所に住む独居老人・チズさんを時々訪れては買い物の手伝いや話し相手をしている"私"の物語です。ある日、チズさんの家族が突然チズさんの家へやってきます。その時"私"は、家族に知られないようにあわてて身を隠します。
ふつうとか異質とか、しあわせな気持ちで過ごすということ、人が人を気遣うとか思いやるっていったいなんなのだろうな、と考えずにはいられません。
今村さんの描く物語は、そこにしかないものを感じる作品であると同時に、自分の中にも確実にあるものを感じる作品でもあって、そういう作品を前にして、言葉にする難しさというものをまた存分に味わっております、今。
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【発行】筑摩書房
【発行年】2014年
[この商品は、2014年6月 第1刷発行のものです]
【サイズ】文庫判
【ページ数】237p
【高さ】15cm
【NDC分類】913.6
◆◇◆状 態◆◇◆
特に目立つキズ等はありません。
古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。
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