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劇作家・宮沢章夫さんのエッセイ集『考えない人』です。
文庫版です。
[目次]
がけっぷちからの言葉
・うわー
・佐藤さん、やってます
・花屋になってもうた
・やっぱカニパン
・折れましたか
・それは刃物です
・がけっぷちの幸福
・大変五分去ったいたしました!
・上流西の生き方
・一人では無理だよ
・返せ、ばかやろう
・五十円がもったいないな
・ここだ。この方向だ。
考えない
・なにも考えずに船に乗る
・これ、京都じゃないのか
・ここに出るのか
・俺はなにを飲んでいるんだ
・たとえフロイトがなんと言おうと
・そこまでは考えていなかった
・行けばなんとかなるだろう
・なにも考えずに北川辺町へ
・踏台の登り方と降り方
・マル君は断固、マル君だ
・だったら質問するなよ
・小さな人は、上に行ってもらう
・すかさず角度を計る
・度を越す人
・もっと島根のことが知りたい
・最後ぐらいは騒ぐ
・靴下が上にある
・ヴォーカルのミックを探しています
・ほかより微妙に床が高い
・無神経な人
・でかいな
・からだにいいのよ
・むしゃくしゃしていた
・このロールケーキ、うまいんだ
・ひとつあればいいな
・どこに向かって走っているのだ
・カツ丼なんか食べてないでしょ
・酔った勢いでチューリップを
・ウクレレの者
・つぶやいています
今月の書き出し
・文頭の「心構え」
・心が熱くなる
・戯曲の書き出し
・百聞の現実
・聖書の感触
・J・Jのエッセンス
・昨今の迂闊
・志賀直哉の気持
・話し出し
・『資本論』の書き出し
・葛西善蔵のさみしさ
・坂口安吾の有効
プログレッシブ人生と、自己責任
・プログレッシブ人生① 音楽が消えた夏
・プログレッシブ人生② カーディガンの季節
・プログレッシブ人生③ カーディガンを着る悪党
・ダメなコピー
・自己責任の自由
・二〇〇二年十月七日(木)
あとがき
文庫あとがき
挿絵 しりあがり寿
劇作家、演出家、作家など幅広く活躍され、2022年惜しまれながらこの世を去られた宮沢章夫さんのエッセイ集です。
新潮社発行の季刊誌『考える人』での連載ほか、いろいろな雑誌やWEBマガジンに掲載された宮沢さんのエッセイが約60篇収録されています。2~3ページほどの短いエッセイがほとんどで、そのタイトルどおり「考えない」が主軸となっています。
解説はありませんが、宮沢さんによるあとがきと、文庫化に際してのあとがきが収録されています。
おそらくあんまり考えてないからこんなことになるんだろうね、と宮沢さんが感じた体験、状況や場面がたくさん出てきます。が、かといって「考える」を推奨するようなお話ではありません。全くありません。どっちかというと逆です。
月面堂の店主は、考え過ぎゆえにダメを量産してきました。
それはもう、ほんとうに盛りだくさんやらかしてきました。
ですので、自分とは真逆(のように見える)人たちが心底うらやましく、私も考えないで暮らしたい、考えないを考えないでやれるそんな人間になりたい、そうなるにはいったいどうすればいいのだろう、と気づけばまたずっと考えています。
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【発行】新潮社
【発行年】2012年
[この商品は、2012年8月 発行のものです]
【サイズ】文庫判
【ページ数】334p
【高さ】15cm
【NDC分類】914.6
◆◇◆状 態◆◇◆
帯と裏表紙に小さなキズがあります。
(画像 11、12枚目をご参照ください)
古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。
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