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『太陽の塔』 著:森見 登美彦

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森見登美彦さんの小説『太陽の塔』です。
文庫版です。


主人公は、大学生の「私」。
大学5回生で自主休学中の「私」は、三回生の時にできた恋人・水尾さんに振られ、未練はないと言いつつも「彼女はなぜ私のような人間を拒否したのか」という疑問の解明のため彼女の行動を観察し続ける、という「水尾さん研究」なるお題目を勝手にこさえ、日々調査を続けています。
ご本人曰く、水尾さんは断じて恋の対象ではなく、自分の人生の中で固有の地位を占めた「謎」であり、その謎の解明のため彼女を研究することは知的人間として当然のことであり、いわゆるストーカー犯罪なるものとは根本的に異なる、とのこと。
そんな負のエネルギー満タンでつき進む「私」を中心に、水尾さんを追いかけるもう一人の男・遠藤くんや、妄想力たくましく個性も豊か過ぎる悪友たちが繰り広げる、青春じめじめ捧腹絶倒ファンタジーです。

森見さんのデビュー作で、第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作でもあります。
解説は、女優の本上まなみさんです。

ちなみにタイトルになっている太陽の塔とはご存知、芸術家・岡本太郎さん作のアレで、一度「私」とともに万博公園を訪れて以来水尾さんがすっかり夢中になってしまった存在として物語に登場します。



失恋男の変態性滲む未練がましい執着のさまが、なぜこれほどまでに愉快な物語になるのでしょう。すごい。


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【発行】新潮社
【発行年】2006年
[この商品は、2009年11月 第14刷発行のものです]
【サイズ】文庫判
【ページ数】237p
【高さ】15cm
【NDC分類】913.6

◆◇◆状 態◆◇◆
特に目立つキズ等はありません。
古本ですので、多少の使用感や経年相応の劣化等についてはご容赦お願いいたします。

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