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『音楽と漫画』 著:大橋裕之

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大橋裕之さんの漫画『音楽と漫画』です。
単行本(ソフトカバー)です。

[目次]
音楽
・第1話 始まり
・第2話 バンド
・第3話 音
・第4話 古武術
・第5話 古美術
・第6話 対決
・第7話 フェス
・第8話 ただのバカ
・第9話 開催
・第10話 武器
・第12話 2人のステージ
・第13話 夏の終わり



ラーメン

漫画


不良高校生の研二くんが、不良仲間の太田くんと朝倉くんを誘って突然バンドを始める、というお話です。
「俺んちに全てそろえてある」と言う研二くんの家に行ってみれば用意されていた楽器はベース2本にドラム。「ギターないのか?」と訊かれた際の研二くんの返答は「え?ベースってなんだ?」・・・要するにそれくらい音楽の知識がゼロの主人公が、メンバーにも読んでいるこちらにもなんの説明もなくバンドやろうぜを展開していきます。

大橋裕之さんの漫画を説明する、どんなふうに書けばその雰囲気がなんとなくでも伝わるだろうかとくそまじめに考える、いちばん野暮ったくてやらなくていいことを私はやっているのかもしれないと今それをやりながらしっかり感じています。
「音楽」のほかに3篇の短編漫画も収録されていますがさすがにあらすじ説明は省略します。
どれもまぁとにかく読んでみてほしいです。


擬音「ボ」だけでどんな音を出しているか想像してしまえるってすごい。
絵の描き込み密度としてはスカスカなのにこんなにいろいろが詰まっている感じがするのはなぜなんでしょう。
ロック=初期衝動、みたいな定義ももはやなんだかこっ恥ずかしさを感じてしまうくらい歳を取ってしまいましたが、それはこっちの問題で、定義や成り立ちそのものはきっと真実なんだと思いますし、それを一切説明なしでこんなにあっさりとスカスカの線で表現し得たのは大橋さんが人類初では?
何かを始めるってこういう感覚で別によかったんですよねぇ。
年食うと何やるにしてもまず理由やら理屈やらこね始めるんでどうもいけません。


【発行】太田出版
【発行年】2009年
[この商品は、2012年10月13日 2刷発行のものです]
【サイズ】A5判
【ページ数】173p
【高さ】21cm
【分類】726.1(漫画)

◆◇◆状 態◆◇◆
経年による軽いヤケがみられます。
(画像 15、16、17枚目をご参照ください)
古本ですので、その他多少の使用感や経年相応の劣化等についてもご容赦お願いいたします。

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